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2011年9月 3日 (土)

土壌中のセシウム回収法産総研が開発

土壌中のセシウム回収法産総研が開発
2011年9月1日 Science Portal

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 福島第一原発事故対策の難題の一つ
になっている放射性セシウムで汚染された
土壌の処理に効果的と期待される方法を、
産業技術総合研究所の研究グループが
開発した。

 川本 徹 グリーンテクノロジー研究
グループ長、田中 寿 主任研究員らが開発
した方法は、まず土壌中の放射性セシウム
を低濃度の硝酸あるいは硫酸で抽出し、
古くから知られる青色顔料
「プルシアンブルー」のナノ粒子で吸着
する。

 低濃度の酸水溶液を使うため再使用も
可能で、低コストで簡便にセシウム
汚染土壌を除染できるのが優れた点だ。

 福島第一原発事故では福島県の広い範囲
の土壌が汚染されており、この処理を
どうするかが今後、大きな問題になるのは
必至と見られる。

 暫定的に集約保管するにしても、その後、
恒久的な処分場に移すにしても膨大な量の
土壌を出来る限り減量化することが必要。

 農業・食品産業技術総合研究機構が
6月に行った農地表土除去試験では、
7アール(700平方メートル)の農地処理で
50トンの廃棄土壌が生じた。
 産業技術総合研究所によると
福島第一原発周辺の警戒区域、
計画的避難区域、緊急時避難準備区域に
含まれる12市町村の農地面積は
26,000ヘクタール(260平方キロメートル)
あり、農地だけで1,800万トン以上の
廃棄土壌が生じてしまう計算になる。

 産業技術総合研究所によると、今回の
実験で使用したプルシアンブルーナノ粒子
の量はセシウムイオンを抽出した元の
土壌量の150分の1であることから、
放射性廃棄物として処理しなければ
ならない土壌の量を150分の1に低減できる
可能性があるという。

 文部科学省は5月、学校、幼稚園などの
放射線防護策として庭の表層土を埋め戻す
などの対策が効果的だとする通知を、
福島県教育委員会や福島県知事に出して
いる。

 同省の通知は、日本原子力研究開発機構
が福島県内で実施した調査に基づいており、
この調査によると深さ5センチ程度の表層土
を削り取るだけで、土壌の表面線量率は
大幅に低下することが分かっている。

 ただし、削り取った土壌をどう処分する
かは、依然、大きな問題となったままだ。
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国の責任で、しっかり実施して貰いたい。

地方自治体に責任を押しつけるのは
止めて貰いたい。
汚染物が発生した自治体が処理する
というのは今回は当てはまらない。

通常では発生するはずのない物質。
国の政策によって発生したもの。

どうして東電にやらせない?
普通ならそうではないのですか?
発生元の企業が責任を持って処理
するのが当然。
しかも何度も警告が出ていたのに
無視した人災ではないですか。

関連リンクです。
土壌中のセシウムを低濃度の酸で
抽出することに成功

2011年8月31日 産総研

以前の関連投稿です。
プルシアンブルーを利用して多様な
形態のセシウム吸着材を開発

2011年8月25日 産総研

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私が最近感じているのは、生活雑貨など幅広い品揃えしてカタログ通販を中心にしてるセシール(cecile)のテレビCMが減ったと思い、”セシール”の言葉は放射性セシウムの”セシウム”に似ており、放射性セシウム問題で減ったのだと感じている。... [続きを読む]

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