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2011年9月23日 (金)

銅や亜鉛製造の電力、3割削減 同志社大が技術開発

銅や亜鉛製造の電力、3割削減
同志社大が技術開発

2011年9月20日 朝日新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 同志社大は20日、銅や亜鉛などの金属
を鉱石から取り出す製錬に必要な電力量を
2、3割減らせる技術を開発したと発表
した。

 この技術を世界中の亜鉛生産に使うと、
年間で原子力発電所5基分の節約になる
という。

 携帯電話などの「都市鉱山」からコバルト
などの希少金属(レアメタル)を回収する
のにも使える。

 同大の盛満正嗣(もりみつ・まさつぐ)
教授(電気化学)らは、電気分解を利用
する製錬法の一つ「電解採取法」を
改良した。

 粉々に砕いた鉱石から金属を水に溶け
出させ、その水溶液に電圧をかけると、
マイナスの電極(陰極)に目的の金属だけ
がくっつき、プラスの電極(陽極)では
酸素が発生する。

 この陽極の表面にイリジウムなどの
化合物の薄い層をつくると、必要な
エネルギーを10分の1以下に減らす
ことができた。

 その結果、必要な電力量が銅で29%、
亜鉛で18%減った。
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良さそうです。

>同大は特許を取得し、米メーカーと
>独占契約を結んで実用化した。
>すでに国内外の企業に試作品を提供し、
>2、3年後には実際の生産に使われると
>見込んでいる。
そうです。

>この技術を世界中の亜鉛生産に使うと、
>年間で原子力発電所5基分の節約になる
>という。
すごいですね。

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