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2011年9月17日 (土)

魚の鱗から採取したコラーゲンを用いた高強度人工骨

魚の鱗から採取したコラーゲンを用いた
高強度人工骨

5 SEPTEMBER 2011 diginfo.tv

詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。

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 東京工業大学 田中順三研究室では魚の
鱗を形成するコラーゲンの構造が人間の
角膜実質と類似した構造から出来ている事
に着目し、魚の鱗から採取したコラーゲン
を用いた人工骨の開発に成功しました。

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"今までは豚の皮から取ったコラーゲンが
用いられていたんです。

 ただ人獣共通ウイルスというものが
ありまして、豚の持っているウイルスが
人に移って病気が起こるという事があるん
です。魚にはそれがないというのが知れて
いまして、非常に安全な素材であるという
のが一点です。

 それと、魚で作った人工骨の方が非常に
高い密度の人工骨が出来ますので、強度の
高い人工骨が出来るという特徴があります。

 それと、それを体の中に入れた時に、
豚から作ったコラーゲンよりも魚で作った
コラーゲンを用いた方が早く骨に変わる
という特徴があります。
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 今後はこの技術を治癒が遅い高齢者への
治療や骨再生医療用の足場材料等に活かす
事が出来る様、更なる骨化機構の解明や
強度向上を目指し研究を進めていく予定
です。
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良いですね。

>魚の鱗から採取したコラーゲン
期待したい。

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