大腸がん、予防に「葉酸」が効果 愛知がんセンター
大腸がん、予防に「葉酸」が効果
愛知がんセンター
2011年9月27日 朝日新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
ホウレンソウ、春菊、小松菜、レバー
などに含まれる「葉酸」を多くとって飲酒
しない人ほど、大腸がんになりにくい――。
そんな調査結果を、愛知県がんセンター
研究所の研究チームがまとめた。
葉酸は、緑色野菜や肝臓に含まれる
ビタミンBの一種。
欧米人対象の研究で大腸がん予防効果が
知られていた。
日本人に同じ効果があるか、同研究所の
疫学・予防部が検証した。
がんセンターを受診した4974人に、
書き込み式で質問した。
内訳は大腸がん患者が829人、
がんではない人が4145人だった。
ふだんの食事を詳しく尋ね、回答から
個人の1日あたり葉酸摂取量を推定。
摂取量が少ない人から多い人までを
ほぼ同じ人数で4グループに分け、
各グループのがん患者の割合などを分析
した。
この結果、摂取が最も少なかった
グループにおける大腸がんのなりやすさ
(リスク)を指数で1とした場合、摂取が
最も多いグループの大腸がんリスクは
0.72になった。
---------------------------------------
知識として知っておいた方が良いと
思います。
>研究チームメンバーの細野覚代(さとよ)
>主任研究員によると、効果があると
>考えられる1日あたり葉酸摂取量は、
>葉っぱで換算すると約150グラム。
>「鍋料理なら1食分。
>とるのが不可能な量ではないので、
>意識して食べて予防につなげてほしい」
>と話す。
>来月3~5日に名古屋国際会議場
>(名古屋市熱田区)で開かれる
>日本癌(がん)学会学術総会で結果を
>発表する。
とのことです。
| 固定リンク
「医療関連ニュース」カテゴリの記事
- iPS細胞由来の免疫キラーT細胞を用いることで悪性リンパ腫の治癒に成功〜難治性NK細胞リンパ腫に対する新規細胞治療法へ期待〜 (2019.10.14)
- 炎症反応を強力に抑える活性イオウ誘導体の開発に成功(2019.04.16)
- 皆保険制度の国で在住外国人に健康格差の懸念 ~ 富裕層対象の医療政策導入で悪化の恐れ日本人医師グループが英医学誌で注意を促す ~(2019.03.13)
- 脳腫瘍に対するウイルス療法の医師主導治験で高い治療効果を確認―日本初のがん治療ウイルス薬の製造販売承認申請へ―(2019.02.18)
- 国内初の医師向けオンライン診療手引書が完成 -安全で質の高い遠隔医療の普及に向けて-(2019.01.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント