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2011年9月 6日 (火)

日本人の一次予防患者でも積極的LDL-C低下療法の優位性を実証

日本人の一次予防患者でも積極的
LDL-C低下療法の優位性を実証
2011. 8. 29 日経メディカルONLINE

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 心血管イベント抑制およびその原因となる
動脈硬化進展抑制の観点から、欧米では
血清LDLコレステロール(LDL-C)値は、
“the lower, the better”であることが
広く受け入れられている。

 今回、日本人の一次予防患者においても、
80mg/dL未満を目標とした積極的な
LDL-C低下療法の意義が実証された。

 8月27日から31日までパリで開催されて
いる欧州心臓学会(ESC2011)で、
カレスサッポロ北光記念クリニック
(札幌市)の佐久間一郎氏らが発表した。


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 佐久間氏らが発表したのは、北野病院
(大阪市)の野原隆司氏が代表となって
行われたJART(Justification for
Atherosclerosis Regression Treatment)
研究の中で、冠動脈疾患の既往がない
一次予防の患者を対象とした解析結果。

 本研究は、日本人の動脈硬化の進展抑制
に対する、より積極的なLDL-C低下療法の
優位性を検証するために行われた。

 対象となったのは、LDL-C値が140mg/dL
以上で、頸動脈内膜中膜複合体厚の
最大値(max IMT)が1.1mm以上の成人。

 これをロスバスタチン5mg群から
スタートする強化療法群、または
プラバスタチン10mgからスタートする
従来療法群に無作為に割り付けた。

 強化療法群では、LDL-C管理目標値を
80mg/dL未満とした積極的な治療を実施
した。

 一方、従来療法群では現行の
「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」に
のっとり、対象者が持つリスクに応じた
管理目標値(120~160mg/dL未満)の
達成を目指した。

 主要評価項目は、心血管イベントの
サロゲートマーカーである頸動脈IMT
(具体的にはmean IMT)の2年後の変化率
とし、その評価はコアラボを設定して
読影者1人が盲検下で行った。

 なお、1年後の解析で両群間での
有効性の差が明らかとなったため、
安全性評価委員会の勧告により本研究は
2011年4月に中止された。

 今回はその中で、一次予防例に対象を
絞って1年後までの解析結果として報告
された。

 強化療法群(133人)および従来療法群
(132人)の
性別(男性:46.6% 対 46.2%)、
年齢(63.3歳 対 62.4歳)、
高血圧合併率(60.2% 対 63.6%)、
糖尿病合併率(44.4% 対 44.7%)、
血清脂質プロファイルなどに群間差は
認められなかった。

 血清LDL-C値は強化療法群では163.7mg/dL
から84.4mg/dLに-47.0%、
従来療法群では166.8mg/dLから119.1mg/dL
に-27.4%、それぞれ低下し、
低下率は強化療法群で有意に大きかった。

 他にも強化療法群では従来療法群に
比べて、LDL-C/HDLコレステロール
(HDL-C)比、non HDLコレステロール値、
トリグリセリド値が有意に改善した。

 主要評価項目であるmean IMTの変化率
は、強化療法群ではベースライン時の
0.903mmから1年後には0.915mmと
+1.78±10.7%、
従来療法群では0.853mmから0.891mmと
+5.44±11.5%の増加で、

従来療法群は強化療法群に対し有意に
増加していた
(p=0.011、2-sample t-test)。

 こうした結果から佐久間氏は、「日本人
の動脈硬化性疾患の一次予防においても、
より強力なスタチンを用いた
“the lower, the better”の意義を
明らかにすることができた」と結論した。
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日本人でも、
>血清LDLコレステロール(LDL-C)値は、
>“the lower, the better”である
らしいです。

動脈硬化の進展抑制には、より積極的な
LDL-C低下療法が必要ということのよう
です。

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