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2011年9月28日 (水)

CERN、ニュートリノの超光速での移動を計測

CERN、ニュートリノの超光速での移動を計測
2011年09月26日 slashdot

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 既に各種報道でもご存じの通り、
長基線ニュートリノ振動実験 OPERA による
実験で 1 万 5000 個のニュートリノを
ジュネーブにある CERN の研究所から
730 km 先のイタリア中部、グランサッソー
地下研究所に発射したところ、光速での
移動よりも 60 ns 早くニュートリノが到着
したという報告が行われた
(名古屋大学のプレスリリース(PDF)、
Reuters の記事、arXiv:1109.4897より) 。

 SF 作家である山本弘氏のブログ記事でも
指摘されているように、もしこの結果を
「ニュートリノは光より 0.0025 % 速い」
と解釈するならば、超新星 1987A の観測
と矛盾する。

 しかし光より速い粒子がある事自体は
既にジェラルド・ファインバーグにより
論証されており、各種報道が述べている
ような「相対論の崩壊」などは筋違い
であるとしている。

 また理論物理学者の野尻美保子氏の
ブログ記事で指摘されているが、
arXiv に掲載された結果報告の最後で
系統誤差を調べる必要性について言及
されており、結果の理論的、現象論的
解釈をしないと異例の断り書きをつけて
いる。

 BBC News の記事 では本研究の
スポークスマンでもある
Antonio Ereditato が「このおかしな
結果を理解できるようにコミュニティの
助けをお願いしたい。
 なぜならこの結果は気違いじみている
からだ」と述べている。

 既に解析の問題点探しが始まっている
とのことだが、例えば MINOS や T2K と
いった同じ長基線ニュートリノ実験は
OPERA とは実験条件も加速器の性能も
異なるため、当面は OPERA グループ内
での解析待ちということになりそうだ。
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いろいろ議論が出て来そうですね。
面白いと思います。
何かがあるのでしょう?
本当の新発見があるかも知れません。


関連記事
ニュートリノ:光速超え実験
名大准教授「結果を確信」

毎日新聞 2011年9月26日

いろいろあって良いと思います。
客観的な事実の積み重ねしかありません。

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