五山送り火:陸前高田のまきからセシウム検出 使用中止
五山送り火:陸前高田のまきから
セシウム検出 使用中止
毎日新聞 2011年8月12日
詳細は、リンクを参照して下さい。
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京都市によると、松から切り出したまき
(長さ約30センチ)の表皮から
放射性セシウムが1キロ当たり
1130ベクレル検出された。
表皮を除いた幹の部分からは検出され
なかった。
野焼きの際の放射性物質に関する基準値
はなく、市が専門家に問い合わせたところ、
「国の基準がない以上、安全という見解は
出せない」との回答だったという。
測定結果の数値について、専門家は
「問題となるようなレベルではない」と
話す。
国際放射線防護委員会の主委員会委員、
丹羽太貫・京都大名誉教授(放射線生物学)
は「仮に表皮を1キロ食べ、全て体に吸収
されたとしても取るに足らない線量」と
指摘した上で、「意味のないクリーンさを
求めた今回の判断は被災地の方々の気持ち
を踏みにじるものだ」と指摘する。
また、安斎育郎・立命館大名誉教授
(放射線防護学)は「五山の送り火は
伝統的神事という性格を持つ。
放射能がけがれのようにとらえられた
のではないか。
今回の件は科学の問題ではなく、
文化の問題となっている。
解決も文化的に行うべきで、犠牲者への
追悼のセレモニーをやった方がいい」と
提案する。【根本毅、須田桃子】
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中止という話は、「汚染されるから」
というのが理由だったはず。
>意味のないクリーンさを求めたもの
だと思います。
人の心はどこへ行ってしまったのかと
思う。
中止するということは、
自分達さえ問題なければ良い。
被災地のことなど知らぬことだ!
と言っていることと同じ。
なんでこんなことになるのか?
悲しみしか残らない。
残念です。
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