« スマートメーター特需の陰にガラパゴス化と情報独占の懸念 | トップページ | 地球を覆う反物質帯が発見される »

2011年8月10日 (水)

体内埋め込み型センサーで血糖値の計測が劇的に楽になるかも!?

体内埋め込み型センサーで血糖値の計測が
劇的に楽になるかも!?

2011.08.09 GIZMODE

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 東京大学生産技術研究所と技術研究組合
BEANS研究所の研究グループが、血糖値が
上がると光る埋め込み型のセンサーを
開発したそうです。

 実用化できれば、糖尿病の患者さんの
血糖値管理の負担が減らせる可能性がある
そうですよ。

 このセンサーの特長は以下の2点に
なります。

・405nmの光を当てると、血糖値の上下で
 488nmの蛍光強度が変化するハイドロゲル
 を利用
・ファイバー状に加工して、体内に埋め込み
 し易い形状を実現

 血糖値の上下で蛍光強度が変化する
ハイドロゲルは、2009年の時点で開発済
だったようですが、当時は体内に
長期間固定するような技術がなかったのが
実用化に向けての課題になっていたよう
です。

 今回の発表で大きく進歩したと思われる
項目は以下の3点のようです。

・マウスを使った実験で4ヶ月間、
 埋め込んだファイバーの位置に変化なく、
 体外からハイドロゲルの蛍光強度を計測
 できた
・生体適合性のポリマーをハイドロゲル内
 に混入させることで、ファイバーの
 埋め込み時に皮膚周囲の炎症が起きる
 ことを低減できた
・埋め込み部位からファイバーを引き抜く
 ことで、容易にハイドロゲルを取り出せた

 ただし、今回はあくまでもマウスでの
成功なので、人へ適用する場合に使用する
素材や埋め込む場所、光源(405nmの光)、
蛍光強度を測定する装置などの開発は
検討課題のようです。

 人への適用が実現すれば、血糖値の
大きな変動を自動検知する仕組みとか実現
できそうですね。
 細かい数値が取れなくてもある一定の
数値を超え続けたらアラーム音が鳴るよう
になっていれば、起きていても寝ていても
血糖値が変化して危険な状態になった時点
で、医師や看護師に即座に伝えることが
できそうです。
---------------------------------------

良さそうです。

体内埋め込み型のセンサー。

実用化までには時間が掛かりそうですが、
期待したいです。

リンクを、
高血糖で光るセンサーを開発
2011年08月02日 NHK「かぷん」ブログ

もうひとつリンクを、
耳が光って血糖値をお知らせ
―4ヶ月以上長期埋め込み計測に
成功!―

平成23年8月2日
東京大学生産技術研究所


|

« スマートメーター特需の陰にガラパゴス化と情報独占の懸念 | トップページ | 地球を覆う反物質帯が発見される »

医療関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 体内埋め込み型センサーで血糖値の計測が劇的に楽になるかも!?:

» 血糖値が気になる方へ [ダイエットカロリーコントロール図書館]
健康診断や病院で血液検査をする機会があるたびに、 「血糖値」で黄色信号がともってしまうことはありませんか? [続きを読む]

受信: 2011年8月25日 (木) 19時01分

« スマートメーター特需の陰にガラパゴス化と情報独占の懸念 | トップページ | 地球を覆う反物質帯が発見される »