放射性物質:学校プール排水できず 福島県内600カ所
放射性物質:学校プール排水できず
福島県内600カ所
毎日新聞 2011年8月13日
詳細は、リンクを参照して下さい。
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東京電力福島第1原発事故で、福島県内
の多くの学校が放射性物質に汚染された
プールの水を排水できずに困っている。
農業用水路などに流れ込む場合、
文部科学省は学校が自ら農家側の了解を
得るよう指導しただけで、県教委が求める
放射性物質の排水基準(濃度)作りを
進めていない。
地元任せの対応に批判が強まっている。
伊達市と南相馬市の一部で放射性物質
を吸着する鉱物ゼオライトなどを利用して
除染したが、通常一つのプール当たり
数百万円の費用がかかるという。
県教委は5月以降、文科省に排水の基準
や方法を示すよう求めたが「関係省庁と
協議する」というだけで、現在も回答して
いない。
文科省学校健康教育課は「基準作りは
難しく、各学校と関係者の間で合意して
もらうしかない」と話す。
経済産業省原子力安全・保安院は
「プールのみに特別な対応は考えて
いない」、下水道を所管する国土交通省
は「下水道への排水は問題ないが、地元
との調整は管轄外」と答えた。
新藤宗幸・元千葉大教授(行政学)は
「所管が分かれているなら内閣の明確な
指示の下に濃度を測定し、除染の手法を
示すべきだ。
政府の決断と実行力が欠けていることを
示す象徴的な出来事だ」と話している。
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農家側が了解するはずがない。
どう考えているのか理解に苦しむ。
基準作りが難しかろうとなんだろうと
徐染を進めないとはあきれてものも
言えない。
汚染させたのは東電と国のはず。
その当事者が殆ど動かないとは
無責任も甚だしい。
政府に責任があるというのは口だけ?
積極的に徐染するのは政府の責任。
全て他人事。
プールの徐染はゼオライトだけでは
無いはず。
政府は何も調べず、何も動かない?
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