LOTUS:中枢神経の再生を促進 マウスの脳で発見
LOTUS:中枢神経の再生を促進
マウスの脳で発見
毎日新聞 2011年8月5日
詳細は、リンクを参照して下さい。
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けがや病気でいったん傷つくと元に戻る
のが難しい脳や脊髄(せきずい)などの
中枢神経で、再生を促進する方向に作用する
とみられる物質を、横浜市立大の竹居光太郎
准教授(神経科学)らがマウスの脳内から
見つけた。
脳にはもともと、神経が束になって成長
するのを抑える仕組みがある。
新たに発見された物質は、この仕組みを
妨害していた。
こうした働きをする薬があれば、
神経再生につながるとして注目されている。
竹居准教授はこの物質を「LOTUS
(ロータス)」と名付けた。
ヒトにも存在し、将来的には神経の
再生医療につながる可能性があるという。
米科学誌サイエンス(電子版)に5日、
論文が掲載される。
竹居准教授は、中枢神経の中でもにおい
を伝える「嗅索」という部分は比較的再生
しやすいため、神経再生にかかわる物質が
あるのではないかと着目した。
マウスの胎児の脳をすりつぶして別の
マウスに与え、体内で数百種類の抗体を
作成。その抗体をさらに別の胎児マウス
の脳に添加し、神経の伸びに異常が出るか
どうかを調べた。
すると束になるはずの神経が、束に
ならなくなる異常を引き起こす抗体が
見つかった。その抗体と反応する物質を
調べたところ、膜たんぱく質の一種で、
神経の成長を阻む仕組みを妨害していた。
【野田武】
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なるほど。
いろいろありますね。
再生医療に繋がると良いのですが、
中枢神経の再生はなかなか実現しません。
前から人の脳は大人になっても再生する
能力を持っていると言われています。
参考リンクです。
「脳細胞」
なかなか面白いです。
もう一つ
「脳は失ったニューロンサブタイプを補う」
平成23年7月20日
東京大学大学院医学系研究科
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