がんなど生きた細胞が赤く光る新しい蛍光色素の開発
がんなど生きた細胞が赤く光る
新しい蛍光色素の開発
30 AUGUST 2011 diginfo.tv
詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。
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東京大学の長野哲生研究室では、生体内
の分子を生きた状態で解析するための
蛍光色素の研究において、これまでに
なかった赤く光る蛍光色素
「東京マジェンダ」を開発しました。
東京マジェンダは、これまでに
長野研究室で開発されたフルオレセインと
呼ばれる緑色に発光する蛍光色素をベース
にしており、その酸素原子をケイ素原子に
することで励起状態を変え、赤い発光を
実現しています。
構造上はフルオレセインと同等の性質
であるため、2色の色素を併用して、
細胞の中の複数の生体分子の動きを同時に
解析することができます。
さらに、東京マジェンダは
フルオレセインに比べ波長が長いため、
組織の透過性に優れており、これまでに
見えなかった生体分子の発見も期待されて
います。
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良いですね。
こういう研究もあります。
「理研、がん診断などに有効な
がんマーカーの細胞内蛍光検出法を開発」
蛍光マーカーの開発は医療の発展に
欠かせないものです。
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