高精細パネル供給遅延でiPad 3の2011年後半リリースが中止か - 台湾報道
高精細パネル供給遅延でiPad 3の
2011年後半リリースが中止か - 台湾報道
2011/08/18 マイコミジャーナル
詳細は、リンクを参照して下さい。
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台湾Digitimesの8月16日(現地時間)の
報道によれば、米Appleが2011年後半での
リリースを予定していたと噂される
「iPad 3」のリリース計画がキャンセル
になった可能性があるという。
これは高精細液晶パネルの供給遅延から
くるもので、需要を満たすだけの十分な数
が確保できないことからの判断とみられる。
Digitimesはサプライチェーン側の話と
して、iPad 3はもともと2011年第3四半期に
150~200万台、第4四半期に500~600万台の
出荷を見込んでいたというが、この計画が
つい最近になりすべてキャンセルされた
と伝えている。
それによれば、iPad 3で使われる予定
だった2,048×1,536ドットの解像度を持つ
9.7インチディスプレイの歩留まりが非常に
悪く、これが供給の遅れにつながった
ようだ。
例えばシャープの提供するパネルは
価格帯が高めで、対抗となる
Samsung ElectronicsやLG Displayの
歩留まりは十分なレベルに達していない
といった具合だ。
そのため前述の計画を実現するだけの
パネル量をAppleが確保できておらず、
キャンセルにつながったということだ。
このほか、高解像度の9.7インチパネル
ではより強力な光源が必要とされており、
パネルの一端から照射するだけの
エッジライトでは不十分との指摘がある。
一方でiPad 3では薄さと剛性、色表現の
高さを要件としており、これらすべてを
実現するにあたってのハードルの高さも
また遅延の原因の1つとなっているようだ。
いずれにせよ、Digitimesの話を総合
すればAppleが自ら引き上げたハードルでの
遅延であり、その理由は品質の高い製品を
目指すという点に帰結する。
ユーザー側としては、スケジュール優先
で中途半端な製品をリリースされるよりも、
多少の遅れでも驚きを体験できる、
そんな何かをAppleに期待したいところだ。
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なるほど、十分あり得る話ですね。
こっちの話はどうなんでしょうね?
『Retinaタブレ今すぐ欲しい!
サムスンのタブレットディスプレイ
「PenTile」を見てきた』
Samsungです。
しかも2560×1600ピクセル・10.1インチ
品質と価格次第ですね。
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