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2011年7月29日 (金)

埼玉医大ら、アルツハイマー発症に関わるたんぱく質の新たな代謝経路を発見

埼玉医大ら、アルツハイマー発症に
関わるたんぱく質の新たな代謝経路を発見

2011/07/26 マイコミジャーナル

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 埼玉医科大学と理化学研究所(理研)の
研究グループは、アルツハイマー病の発症
に関わるアミロイド前駆体たんぱく質(APP)
が、既知のセクレターゼによる代謝経路
とは異なる経路で代謝されることを
明らかにした。

 アルツハイマー病は、老人性認知症の中
でも最も多い原因疾患で、脳内に
βアミロイド(Aβ)が沈着することで、異常
にリン酸化したタウが蓄積し、最終的に
神経細胞が死滅することにより発症すると
考えられている。

 Aβの前駆体タンパク質であるAPPの代謝
を解明することは、アルツハイマー病の
発症機構を明らかにし、治療薬の開発に
つながることから、各所で研究が行われて
きた。

 これまでの研究により、細胞膜を1回貫通
したタンパク質であるAPPは、αまたは
βセクレターゼによって切断を受け、
残ったC末端断片(CTF)がγセクレターゼ
によって切断されて、最終的にAβや
APP細胞内領域(AICD)になるという
代謝経路をたどることがわかっている。

 また、リソソームを阻害する
塩化アンモニウムなどの薬物によって、
γセクレターゼの基質(CTF)と
生成物(AICD)が同時に溜まることも
知られていたが、同現象についての詳細な
研究は進んでいなかった。

 アルツハイマー病の原因物質と
考えられているAβと同じように、CTFや
AICDの毒性も報告されているが、今回の
結果は、カテプシンBの活性調節によって、
これらの毒性を軽減できる可能性がある
ことを示唆するものである。

 また、依然として不明な点が多いAPPの
細胞内動態や機能についての理解を深める
ことにつながる可能性があると
研究グループでは説明している。

 さらに、γセクレターゼがリン酸化した
CTFを優先的に代謝していることが判明した
ことから、アルツハイマー病治療薬の
有力な候補ながら、2010年に臨床試験が
中止となったγセクレターゼ阻害剤に
代わり、CTFのリン酸化阻害を標的とした
薬剤を用いることで、副作用が少なく、
かつAPPのリン酸化を担う酵素は
神経原線維変化の構成成分であるタウも
リン酸化するため、タウのリン酸化も阻害
する相乗的な効果が期待できるとしている。
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Aβの前駆体タンパク質であるAPPの代謝の
解明はまだまだなんですね。

>アルツハイマー病治療薬の有力な候補
>ながら、2010年に臨床試験が中止
>となったγセクレターゼ阻害剤に
>代わり、CTFのリン酸化阻害を標的
>とした薬剤を用いることで、副作用が
>少なく、かつAPPのリン酸化を担う
>酵素は神経原線維変化の構成成分である
>タウもリン酸化するため、
>タウのリン酸化も阻害する相乗的な
>効果が期待できる
と言ってます。
期待しましょう。

最近アルツハイマー病に関していろいろ
発表があって心強いです。

詳細は下記リンクをどうぞ、
アルツハイマー病の発症に関わる
アミロイド前駆体タンパク質の新しい
代謝経路を発見

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