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2011年7月28日 (木)

放射性物質使うがん検査薬 5年めどに国産化めざす

放射性物質使うがん検査薬
5年めどに国産化めざす

2011年7月27日 朝日新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 がん検査に使われる検査薬の原料になる
放射性物質「モリブデン99」について、
5年をめどに国産化することを国や製薬企業
でつくる検討会が決め、26日に内閣府
原子力委員会に報告した。

 日本は世界で2番目の消費国で、現在は
全量を輸入しているが、日本原子力研究
開発機構の試験炉や、電力会社の原子力
発電所での生産を検討する。

 モリブデン99は乳がんの骨転移の検査
など、国内で年間90万件の検査で
使われている「テクネチウム製剤」の原料。

 注射で体に入れて外に出てくる放射線を
カメラで写して体内の様子を調べるのに
使う。

 半減期が66時間と短いため、週1~2回
の頻度で空輸しており、火山噴火などで
空輸が止まると検査に影響が出るのが悩み
だった。

 さらに、海外の主な炉が5年後に廃炉に
なる予定で、生産停止による供給不足が
心配されている。
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どうしてこうも後付けのような話が出て
くるのでしょうか?

ずっと前から分かっていたことでは
ないのでしょうか?

関連記事を紹介しておきます。
輸入だのみのテクネチウム-99m
(モリブデン-99)の供給問題

この記事を見ると解決は簡単ではなさそう
です。
>放射性核種の国産化には,予算や体制の
>ほかにも多くの課題があります。
>現在のモリブデン製造は高濃縮ウランを
>使ったFission法で行われている
>のですが,高濃縮ウランは核拡散
>防止条約によって国際的な輸出入が
>厳しく制限されています。
>国際原子力機関(IAEA)では,今後
>新たに稼働を予定する原子炉では,
>低濃縮ウランを使用した製造しか認めて
>いません。
>低濃縮ウランでは,放射性廃棄物の量を
>抑えてモリブデンを効率良く取り出す
>製造技術の確立が必要で,加えて
>核燃料処理など廃棄物の問題について,
>制度や枠組みをしっかり整理して構築
>することが求められます。
と言っています。

現在稼働中の原子炉で作るのは難しそう
です。問題です。

米国など核爆弾を持っている国は
高濃縮ウランを製造可能なので
問題ないということでしょうか?

多くの国で問題となるはずですが?

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