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2011年7月30日 (土)

ガン治療“画期的新薬”をめぐる日本の課題

ガン治療“画期的新薬”をめぐる
日本の課題

2011年7月29日 DIAMOND online

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 海外では使えるクスリが、日本で使える
までに時間がかかる。
 「ドラッグ・ラグ」の問題は、こと
ガン医療の分野に限っては、昨今では
かなり解消されてきた。
 ガン治療薬のラインナップは世界標準に
近づくと思われたが、意外な分野で格差が
再び開きつつある。


 三つの課題を取り上げた。

1.“第4の治療”の期待高まるワクチン
 手術、化学療法、放射線療法に次ぐ
 “第4の治療”と期待されるのが
 「ガン治療ワクチン」だ。

 今最も進んでいるのは、
「ペプチドワクチン」と呼ばれるワクチン
の一種だ。
 ペプチドワクチンは、今のところ当局の
承認を得ていない。
 また、ワクチンで先行する米国では、
2015年までに10~15品目のワクチンが開発
される見込みだ。
 それらが日本に導入される可能性もあり、
国内のワクチンに対する評価基準の明確化
が望まれる。


2.クスリはあるのに使えない!
“適応拡大ラグ”の深刻
 ガン治療薬のラインナップは、一時的に
世界標準に近づいた。

 ところが、海外との格差が再び開きつつ
ある。
 抗ガン剤、特に分子標的薬は、あるガン
に効くクスリが、別のガンでも効果を
発揮することが多い。
 そのため、欧米では発売ずみの抗ガン剤
の投与対象を、次々に広げている。
 これを「適応拡大」と呼ぶが、日本は
この動きに出遅れた。

 その結果、特定のガンの治療薬として
使われているのに、海外で有効性が認め
られているそのほかのガン種に対して保険
が適用されない抗ガン剤が増えている
のだ。

 海外では十分な有効性や治療実績が
あれば、承認前の疾患に保険の適用範囲を
広げる例もある。
 日本でも“適応拡大ラグ”を埋める
新たな枠組みづくりが急がれる。


3.準備不足、病理医不在が生む
“宝の持ち腐れ”
 続々登場する画期的な新薬や治療法。
 しかしそれが即、患者の新たな選択肢に
加わっているわけではない。

 新薬や新たな治療法の導入に
当たっては、まず病院側で「対象となる
患者や、投薬の段取り、気をつけるべき
副作用などの情報を共有し、関連する
診療科や看護部門で導入準備を進めること
が不可欠だ」と畠清彦・癌研有明病院新薬
開発臨床センター長は指摘する。

 ただ、有名病院ともなれば、現場は常に
てんてこ舞い。
 準備にも時間がかかる。
 都心のある病院では、三つのクスリを
併用する「FOLFOX療法」を
ラインナップに加えるまでに、この療法の
承認から1年半もかかったという。

 一方、病巣から切り取った組織や細胞を
観察し、ガン細胞の有無や、進行度を
見極める「病理医」の不足も不安視
されている。

 検査専門会社に診断を外注する病院も
多いが、組織や細胞が正しく採取できて
いなくても、指摘もなく診断結果が
返されることがあるという。

 個別化治療や分子標的薬の有効性を確認
するうえで、事前診断の正確さは不可欠だ。

 画期的な新薬が発売されても、患者が
使えなければ、宝の持ち腐れ。
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少しずつ進んでは来たけれど、おっとり体質
の文科省では世界に追いつくことは期待薄。

なんとかならないものでしょうか?
問題は分かっているのだから、

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