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2011年7月29日 (金)

欧州諸国:北アフリカなどで太陽光発電 ケーブルで送電

欧州諸国:北アフリカなどで太陽光発電
ケーブルで送電

毎日新聞 2011年7月26日

詳細は、リンクを参照して下さい。

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【パリ福原直樹、ロンドン会川晴之】
 欧州諸国が北アフリカやトルコなど
地中海沿岸諸国に、太陽エネルギー発電施設
の増設を急いでいる。

 海底電線を整備して欧州連合(EU)
諸国に送り、50年にはEUの電力供給の
15%を目指す。
 EU側は「脱原発」による電力不足に
対処する一方、発電国側は外国投資も
見込める「一挙両得」の計画だ。

 フランス政府などによると、計画は
EU諸国と、地中海沿岸などの16カ国が
対象。
 仏が主に送電、独が発電分野を担当する。

 現在、欧州から電力供給を受けている
北アフリカ諸国に、EU諸国が資金と技術
を提供して太陽熱発電施設を建設する。

 20年までに、標準的な原子力発電所の
20基分に当たる2万メガワットの
発電量を確保し、5000メガワットを
欧州向けに輸出する計画だ。

 発電の主力は、トルコの1万メガワット、
モロッコ、チュニジアの各2000メガ
ワットなど。

 送電は、モロッコ→スペイン
▽チュニジア→シチリア島(イタリア)
→イタリア本土など、アフリカとEU間
だけで海中送電線の長さは計3000キロ
となる。

 ベッソン仏エネルギー担当相が今月、
モロッコ、チュニジアの両国を訪問。
 モロッコへの技術支援や、チュニジアの
送電線建設参加を決めた。
 モロッコではすでに中北部での発電所
建設計画が本格化し、15年稼働を
目指して、建設企業の選定作業が進んで
いる。

 EUでは90年代に電力自由化が進んだ
ことを受け、海底送電線も含め、各国の
送電網が縦横につながる。

 過不足の電力を互いに融通しあう
システムで、電力取引市場も整備されて
いる。

 22年までの脱原発を決めたドイツは、
仏やチェコなどから電力供給を受ける
ほか、国民投票で原発再開を見送った
イタリアも仏から電力供給を受けている。
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>20年までに、標準的な原子力発電所の
>20基分に当たる2万メガワットの
>発電量を確保し、5000メガワットを
>欧州向けに輸出する計画だ。
すごいですね。
原発推進の仏も熱心なよう。

>EUでは90年代に電力自由化が進んだ
>ことを受け、海底送電線も含め、各国の
>送電網が縦横につながる。
>過不足の電力を互いに融通しあう
>システムで、電力取引市場も整備されて
>いる。
うらやましい。

どうしてこうも日本は孤立しているので
しょうか?

孤立がやむを得ないのならせめて国内で
の融通くらいスムーズに出来るシステムに
なっていないとおかしい。

あまりに世界の状況を見ていないから
でしょうか?
というかクローズした社会でうまい
汁を吸いたい人が推進しているから
かな?

過不足の電力を互いに融通しあうシステム
となっていないとおかしいと思わないので
しょうか?

こういう網が出来なければ、
再生可能エネルギーの比率を高めることは
決して出来ない。

ゆくゆくは、スマートグリッドが世の
流れ。

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