« 香港の物理学者、光子が光の速度を超えることはできないことを証明 | トップページ | 放射性物質使うがん検査薬 5年めどに国産化めざす »

2011年7月28日 (木)

文科省の次世代がん研究戦略推進プロジェクトは、抗がん剤や診断薬のシーズを育てる野心的なもの

文科省の次世代がん研究戦略推進
プロジェクトは、抗がん剤や診断薬の
シーズを育てる野心的なもの

2011年07月27日

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 さて、個の医療です。
 個の医療の主戦場はいうまでもなく
がん治療です。

 文科省に2年前まで、がん特定研究という
制度があり、がんの基礎研究を下支えして
いたことをご存知の読者も多いと思います。

 文科省の制度改革により、この大型研究
制度は雲散霧消しましたが、がん研究の
必要性まで消えた訳ではありません。

 過去1年間、文科省が練りに練った
新制度、次世代がん研究戦略推進
プロジェクトがいよいよ姿を現します。

 建前上は年間36億円を5年間投入し、
我が国発の抗がん剤や診断薬のシーズを
育てようという野心的な計画です。

 今までのがん特定研究プログラムが基礎
に偏り、「実際の患者さんの救済に
繋がっていない」という批判を受け、
総合科学技術会議からの指導(圧力かも
知れません)もあり、5年後に抗がん剤の
リードを何個など、数値目標を課されて
いるのがお気の毒といえばお気の毒です
が、それも社会の振り子の一つ。

 また、医学が応用生物学である以上、
患者さんへの還元を国が行う政策的な
研究プログラムの目標とすることも
妥当であると考えています。

 このプログラムで、私が大いに期待して
いるのは、日本発のミラクル・ドラッグ
だけでなく、日本の大学や研究機関に、
創薬研究への基盤や創薬マインドが
植えつけられることです。

 今まで基礎研究と企業の応用研究が
深くそして幅広い溝で分断されていた
我が国の医学と生命科学研究を統合する
一助になれば良いのではと、望んで
おります。
 現在、バイオ医薬の中核となっている
抗体医薬のアバスチンやハーセプチンの
標的分子は我が国の研究者の基礎研究
によって発見されたものの、創薬は
いずれも米国のGenentech社が実現した
ことを、繰り返してはならないのです。

 8月1日、東京の三田共用会議所大会議室
で、この次世代がん研究戦略プロジェクト
の公募説明会が開催されます。

 文科省のおっとり体質のため、7月25日
にやっと発表しました。
 しかも申し込み締め切りは7月28日、
 つまり明日というありさまです。
 これで公募に応じられるのは、予め
決まった研究者じゃないか、という疑い
をいだかせないためにも、是非とも大勢の
研究者や関係者にご参集いただきたいと
願っております。
 senryaku@mext.go.jpに
指名、所属、連絡先(電話番号とメール)
を記入の上、お申し込み願います。
 詳細は文科省のホームページを参照願い
ます。

 がん特定研究の喪失は、我が国の
がん研究に遅滞を招いたと思って
おります。

 今回の次世代がんプログラムが、
我が国のがん研究の底力を示すことを
祈っています。

 そのために、このプログラムが決定的
に欠いている企業の参画と企業関係者の
このプログラムへのアクセスをどう実現
するか?

 皆さんのお知恵を拝借しなくては
なりません。
---------------------------------------

>文科省のおっとり体質
ってどうなっているのでしょうか?

おかしいとしか言いようがない。

これで日本のがん研究が進むので
しょうか?

心配ですね。

広く日本の英知を集めようとする
意識がないとしか思えない。
おっとり体質では済まされない。

|

« 香港の物理学者、光子が光の速度を超えることはできないことを証明 | トップページ | 放射性物質使うがん検査薬 5年めどに国産化めざす »

医療関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210730/52330101

この記事へのトラックバック一覧です: 文科省の次世代がん研究戦略推進プロジェクトは、抗がん剤や診断薬のシーズを育てる野心的なもの:

« 香港の物理学者、光子が光の速度を超えることはできないことを証明 | トップページ | 放射性物質使うがん検査薬 5年めどに国産化めざす »