原発代替の化石燃料使用「法人税3割増税と同じ」 経財相
原発代替の化石燃料使用「法人税3割増税
と同じ」 経財相
2011/7/13 日本経済新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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与謝野馨経済財政相は13日午後、
日本記者クラブで記者会見し、
福島第1原子力発電所の事故に伴い停止中
の原発再開にメドがたっていないことに
対して「脱原発は簡単に言えるが、原発の
代わりに化石燃料を使うと、比喩としては
正しいかどうか分からないが、法人税を
3割増税したと同じコストアップが発生
する」と慎重な姿勢を示した。
〔日経QUICKニュース〕
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このニュースは一体誰に向かって言って
いるのでしょうか?
法人税が上がっても電力会社は、何も
困らない。
法人税が上がってこまるのは一般の会社
で、会社が日本から逃げて行くだろうと
暗に言っているのでしょうか?
だったらそうはっきり言えば良い。
電気料金が上がるのは言われなくても
わかっている。
どうしてこうも近視眼的な言い方しか
出来ないのか?
こちらの記事もそう。
「CO2:全原発停止で排出量16%増
福島10基では3%」
CO2の排出量があがるが良いのか?
との脅しに聞こえる。
そもそも原発を推進してきたのは政府。
解決策を必死になって考えなくては
いけないのは政府。
国民を脅してどうする。
こんなに大きな事故をおこしておいて
なかったことにしてください。
今まで通りでどうでしょう?
というわけには行かない。
どうしたいと言っているのでしょう?
国民とて直ちに総ての原発を止めて
何の問題もないとは思っていないはず。
将来が見えないと言っているのです。
国家戦略が見えないと、
希望が見えないと言っているのです。
国内の企業も増え発展出来る。
将来のある、未来のある戦略です。
いつまでも原発の運転が可能だと
思っているのでしょうか?
ウランの資源は有限。
原発とていつまでも稼働できるわけ
ではない。
しかも運転コストはウランの値上がりで
どんどん上がる。
50年もすればウランの枯渇により、
運転出来なくなるかもしれない。
(まだ、天然ガスの方が多い。
石炭はもっとある。)
その時どうする積もりなのか?
CO2の状況は言わずもがなです。
残るのは再生可能エネルギーしか
ないではないですか?
はっきりしているのは、
有限資源のコストは上がり続け、
再生可能エネルギーのコストは下がる。
CO2は出さない。
結論は見えている。
ならば、早く切り替えた方が得なはず。
切り替えには時間がかかる。
何故そういう話が出てこない?
出てくるのは、脅しと。だまし。
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