文科相、もんじゅ中止「言ってない」 午前会見から一転
文科相、もんじゅ中止「言ってない」
午前会見から一転
2011年7月15日 朝日新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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高木義明文部科学相が、高速増殖原型炉
「もんじゅ」(福井県敦賀市)の開発中止
を含めて検討する考えを示した問題で、
高木氏は15日夕、記者会見を開き、
「びっくりしている。中止とは一言も
言っていない」と火消しに努めた。
高木氏は同日午前の会見で、もんじゅ
について、東京電力福島第一原発の事故を
踏まえ「エネルギー政策の見直しの中で
方向性を出すことになる」と述べた。
記者団に「中止を含めた方向性か」と
問われ、「そりゃそうですよ」と認めた。
高木氏は2回目の会見で「もんじゅは、
これからのエネルギー政策の全体的な中で
議論されること。
それについて予断を持つものではない」
などと繰り返し、中止については肯定も
否定もしなかった。
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>「びっくりしている。中止とは一言も
>言っていない」と火消しに努めた。
火消しに努めるということは、
中止する可能性は低いと言っている?
エネルギー政策の全体的な中で議論する
のであれば、当然中止もあり得る話。
何故、火消しに努めなくてはいけない
のでしょうか?
まして、世界は高速増殖炉から撤退
している。
もんじゅについては下記。
「もんじゅ」炉内落下の装置、回収完了
2011年6月24日
実現の可能性が2050年。40年後です。
本当にそうかどうかも全く疑わしい。
すでに何兆円もかけた。
維持費に一日5,500万円もかかる。
「もんじゅ」はお金のかかる粗大ゴミ。
違うのであれば、説明してください。
説明責任があるはず。
今後の実用炉実現の為にどう役だって
いるのかを、
まだ核融合研究にお金をかけた方が
ましだと思う。原料の水素は沢山ある。
高速増殖炉実現の可能性は限りなく低い。
であれば、原発を拡大する意味はない。
すぐに高速増殖炉から撤退すべきだと
思う。そのお金を再生可能エネルギー
拡大に使う方がよっぽど理にかなって
いる。
その方向で議論し、方向転換を図るべき
だと思う。
やるとか、やらないとか議論する時は
とっくに過ぎた。
原発なしでやっていける国にするために、
具体的に、その策と手順と目標を立てて、
実施する。
そこに議論を集中して欲しい。
万一もんじゅが福島原発のような事故を
起こしたら、冷却の為に水はかけられ
ません。ナトリウム冷却ですから、
どうするのですか?
経済発展どころか、日本は沈没します。
極めて危険なものと考えないといけない。
どう考えているのかわからない。
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