« あかつき 実験で原因を裏付け | トップページ | 東北大学大学院医学系研究科 多発性硬化症治療学寄附講座ブログ更新情報 »

2011年7月 1日 (金)

”コミュニケーションをとる”ナノ粒子 ― MIT

”コミュニケーションをとる”ナノ粒子
― MIT

2011年06月27日 スゴモリ

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 MITの研究者たちががんを効率的に補足
する粒子を開発した。
 その粒子はお互いにコミュニケーション
をとるという。

 過去10年間、研究者たちはがん治療薬の
副作用を抑えるために、がん細胞に直接届く
化学物質を開発してきた。

 しかし、どんなにいいナノ粒子を
使っても、わずか1%しか目標に到達して
いなかった。

 今回、MIT、Sanford-Burnham Medical
Research Institute、カリフォルニア大学
サンディエゴ校の研究者達のチームは
新しいタイプの輸送システムを考案した。

 その考えでは、第1波のナノ粒子ががんに
到達した後、より大きな第2波を呼び込み、
がん治療薬を到達させる。

 このようにナノ粒子がコミュニケーション
をとることで、マウスの実験ではがんへの
治療薬の輸送効率は40倍になったという。

 この新しい輸送戦略はがん治療だけで
なく、ほかの疾患の治療にも役立つ可能性
があるとGeoffrey von Maltzhan氏は言う。

 「これは、体内でコミュニケーションを
とるようなナノ粒子が作れるということと、
これらの性能はがん治療の効率を上昇させる
ということを示している。」

 研究チームは免疫系のような、複雑な
体内のシステムを利用してこの方法を
考え出した。

 彼らが参考にしたのは血液凝固の仕組み
だ。

 血液凝固では血管から出血が起こると、
血小板が集まり、血小板をさらに呼び寄せ
つつフィブリノーゲンからフィブリンを
作り出し損傷部分をふさぐ。

 MITのチームはこの機構を活用するために
シグナル粒子と受容粒子という2種類の粒子
を必要とした。

 シグナル粒子は第1波として働き、
がん細胞近くの血管にある穴からがん細胞
へと移動する。
 その後がん細胞に到着したシグナル粒子
はがん細胞付近で出血が発生したと体に
誤解させる。
 受容粒子はフィブリンと結合する
たんぱく質に覆われていて、血液凝固が
必要なところにひきつけられる。

 マウスの研究では、この粒子は従来の
粒子に比べ40倍もの抗がん剤をがん細胞に
輸送した。
 さらなる臨床試験の道を開くために、
MITの研究者は今すでに患者で試験される
薬剤で、ナノ粒子システムが代わりに使用
できないか模索している。

 ナノ粒子を使った治療法はがん細胞を
加熱して殺すKanzius RF 療法というもの
もあるが、やはりナノ粒子の安全性が
議論になっている。
---------------------------------------

>この粒子は従来の粒子に比べ40倍もの
>抗がん剤をがん細胞に輸送した。
良さそうですね。

薬をマイクロカプセルに入れて患部に
運ぶというのもありますね。

どれが本命になるんでしょうか?
期待したい。

|

« あかつき 実験で原因を裏付け | トップページ | 東北大学大学院医学系研究科 多発性硬化症治療学寄附講座ブログ更新情報 »

医療関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210730/52092678

この記事へのトラックバック一覧です: ”コミュニケーションをとる”ナノ粒子 ― MIT:

« あかつき 実験で原因を裏付け | トップページ | 東北大学大学院医学系研究科 多発性硬化症治療学寄附講座ブログ更新情報 »