家電の待機電力をゼロに 東北大・NECが半導体技術
家電の待機電力をゼロに
東北大・NECが半導体技術
5年後の実用化目指す
2011/6/13 日本経済新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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東北大学の大野英男教授とNECは、
パソコンやテレビなどの待機電力をゼロに
できる半導体技術を開発した。
現在の家電は、コンセントにつないだ
ままだと、スイッチを切っていてもデータ
保持などのために電気が流れてしまう。
家庭で消費する全電力のうち6%が待機
電力とされる。
この一部を節電できる技術として、
5年後の実用化を目指す。
13日から京都で開く半導体集積回路技術
の国際学会で発表する。
家電の制御回路に組む込む不揮発性
メモリーの一種を開発した。
この回路は頭脳に相当し、動作時に
不可欠なデータを蓄えている。
これまでは、データを正常に保つのに
待機電力がかかった。
新技術は電子を小さな磁石として扱い、
磁石の向きを操作してデータを読み書き
する。電流を完全に切ってもデータは
保持される。
研究グループはすでに回路に使う別の
電子部品の待機電力を減らす技術も開発
済みという。
今後、実際に回路を試作する計画だ。
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本当に待機電力をゼロにできる?
そもそも電源を切ってもデータを保持
できるメモリは存在している。
リモコンを使用する以上、リモコンの
受信回路は生かしておかないといけない。
そうするとゼロにはならないのでは?
リモコン受信回路の消費電力は無視できる
程小さい? 待機電力の配分はどうなって
いる?
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