日本のスパコン 世界一を奪還
日本のスパコン 世界一を奪還
6月20日 NHK NEWSweb
詳細は、リンクを参照して下さい。
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日本の理化学研究所と富士通が共同で
開発している次世代スーパーコンピューター
が、計算速度の世界ランキングで1位に
選ばれ、去年1位になった中国製のスパコン
を抑え、7年ぶりに世界一を獲得しました。
スーパーコンピューターの世界ランキング
は、研究者などが参加する国際会議で年2回
発表されているもので、20日、ドイツで
発表されたことし上期のランキングで、
日本の理化学研究所と大手電機メーカーの
富士通が神戸市で開発を進めているスパコン
の「京」が計算速度で1位に選ばれました。
「京」はその名のとおり、1兆の1万倍に
当たる1京回という世界最速の処理能力を
目指しており、整備段階ですでに1秒間に
8162兆回の処理能力を達成し、去年1位
だった中国製のスパコンの性能を3倍以上
上回って1位になりました。
日本のスパコンが計算速度で
世界ランキングの1位を獲得したのは、
平成16年以来7年ぶりで、京の計算速度
は当時1位だった「地球シミュレータ」の
200倍になります。
「京」は、総予算1100億円余りの
国家プロジェクトとして開発が進められ、
おととし行われた政府の事業仕分けでは
「ばく大な開発費用に見合った成果を
出せるのか」といった厳しい意見が相次ぎ、
いったん予算計上の見送りに近い削減と
判断されたことでも話題になりました。
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おめでとうございます。
>理化学研究所の野依良治理事長は
>「世界一は、わが国の産業技術が健在
>という証しでうれしい。
>産業界や一般社会などあらゆる分野での
>活用を願っている」と話しています。
一位になることは目的ではありません。
良いツールを入手出来たのだから、
良い成果を一つでも多く出すことです。
関係者の皆様、頑張ってください。
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