IAEA会合 “日本は原発推進”
IAEA会合 “日本は原発推進”
6月20日 NHK NEWS web
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
海江田経済産業大臣は20日、
オーストリアのウィーンで開幕した
IAEA=国際原子力機関の閣僚級会合で
演説し、この中で、東京電力
福島第一原子力発電所の事故を徹底的に
検証したうえで、安全確保を大前提に、
原子力政策を引き続き進めていく考えを
表明しました。
IAEA=国際原子力機関の閣僚級会合
で、日本時間の午後5時半すぎから演説
した海江田経済産業大臣は、冒頭、
福島第一原発の事故に対する世界の支援に
改めて感謝の意を表したうえで「今回の
事故から徹底的に教訓をくみ取り、原子力
に関係する人々が共有することが
大変重要だ」と述べました。
そして海江田大臣は、事故の教訓として、
▽大規模な自然災害や、すべての電源の
喪失などの深刻な事故への備えのほか、
▽国際的に情報を共有する体制の強化、
▽原子力安全の責任の所在の明確化などを
挙げました。
そのうえで海江田大臣は「わが国は、
事故の徹底的な検証を踏まえ、原子力発電
の最高水準の安全性を確保するために
抜本的な対策を講じ、安全確保を大前提
として、今後の原子力政策の進め方を検討
していく」と述べ、安全の確保を
大前提に、引き続き原子力政策を進めて
いく考えを表明しました。
---------------------------------------
本当に残念です。
“日本は原発推進”だそうです。
現状維持が限度です。
後は、時の経過と共になくすのが最良。
その時間を使って、再生可能エネルギー
を定着させるべきです。
税金は原発推進ではなく、
次ぎのエネルギーを生み出す為にこそ
使うべきです。
民主党も自民党と同じだったのですね。
「人の命を大切にする」とか言って
いませんでしたか?
福島原発の対応も含めて、今回の震災対応
は人の命、安全を優先する政党だとは
思えません。
>大規模な自然災害や、すべての電源の
>喪失などの深刻な事故への備え
などは言わずもがな、当然考慮されて
いなくてはならなかったもの。
人が運用する以上事故は避けられないもの
だと思いませんか?
原子力については今回の事故で学んだ
はずです。
1.放射性能は決して無毒化できません。
消すこともできません。
無くならないのです。
決して無いことには出来ない汚染物質
をどこに持って行くつもりですか?
目処はあるのでしょうね?
一度汚染させると元に戻すのは大変
な時間がかかるのです。
人の力など殆ど無力に等しい。
セシウムでさえ自然に任せておけば
安全レベルになるまで300年もかかる
そうです。まして、プルトニウム239
の半減期は約2万4000年
(アルファ崩壊による)です。
何万年も安定に保管しておける場所が
日本の国内にあるのでしょうか?
2.核燃料サイクル、特に高速増殖炉は
実現不可能と思われます。
とすれば、どうやってウランを確保
するのですか?
中国が確保に乗り出しています。
日本の戦略については、
「ウラン資源確保戦略」を見て
ください。ウランは石油より少ない
有限資源です。
3.再処理施設の稼働もままならない。
現在までの所、処理は英国、フランスに
依存している。
再処理してプルトニウムを抽出して
MOX燃料にしても再利用率はたったの
一割です。資源の枯渇まで時間が一割
伸びるだけです。しかも、再処理工場
は原子炉の一年分の汚染物質を一日で
出すというではありませんか?
そんなに地球を汚染させてまで、
再処理工場が必要ですか?
いったいどの位税金を投入するつもり
なのでしょうか?
以前投稿した記事にある原発埋蔵金
です。何兆円もかける意味があるので
しょうか?
問題だらけです。
何故こんなに問題だらけの政策を継続する
のですか?
理解できません。
もう一度言います。
人はミスを犯します。
ミスを犯しても問題の無いシステムの構築
が出来るとは思えません。
天災もある。大丈夫だとは思えない。
もう既に、3件の大事故を発生させた。
もう二度と発生しないという保証など
誰にも出来ない。
真摯な議論すら出来ず、政局に執着する
今の政治家の判断力を疑います。
皆さんはどう思われますか?
| 固定リンク
「経済・政治・国際ニュース」カテゴリの記事
- ウミガメの99%がメスに! 豪で深刻、海水温の上昇(2018.01.20)
- 涙を誘う、餓死寸前のホッキョクグマ 温暖化の影響(2018.01.19)
- 氷山の一角から見えてきたもの -日本の研究力を維持するために-(2017.09.02)
- 死の熱波の脅威 80年後に人類の4分の3が直面(2017.07.02)
- 原発処理費用、22兆円のウソとそのワケ(2017.04.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント