スマートフォン普及で回線パンク危機 定額制見直しも
スマートフォン普及で回線パンク危機
定額制見直しも
2011/6/26 日本経済新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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携帯電話各社がスマートフォン(高機能
携帯電話)の普及に伴うデータ通信量の
爆発に直面している。
2015年に10年比26倍と急増するとの試算
もあり、現状のインフラだけでは支えきれ
ないのは確実。
自社回線網の増強には膨大な費用がかかる
ため、各社ともデータ通信を外部に逃がす
迂回路として無線通信WiFiを使うため
の公衆無線基地局の拡充などに取り組んで
いる。
今後は定額制の見直しを含め、
増え続けるデータ通信をどう収益につなげる
かが課題となる。
1%の利用者がデータ通信量全体の
3分の1を占める――。
NTTドコモのネットワーク上では関係者
も驚くこんな異常事態が起きている。
データ定額制の広まりで一部利用者が
過剰にデータ送受信を使用し、同じ基地局
を使っている他の利用者の通信を圧迫して
いる「通信量の格差問題」が表面化して
きた。
ドコモが昨年12月に始めた高速携帯電話
サービス「Xi(クロッシィ)」で、
こうした問題はさらに深刻になる可能性が
ある。
ドコモのXiに使われているLTEと
呼ばれる新世代の通信方式は現状の
第3世代の携帯電話回線と異なり、
データ通信に適した回線となっている
ためだ。
■「2013年後半にあふれる」
ドコモではスマートフォンなどの普及に
伴うデータ通信の増加をLTEへの移管で
逃がす戦略を描いていたが、予想を上回る
ペースでデータ通信が急増している。
ドコモの辻村清行副社長は「年2倍の
ペースで増える」としたうえ、「これほど
までの通信量はLTEでも持たないだろう」
と指摘する。
KDDIの田中孝司社長も「2013年後半
にはオーバーフロー(あふれ)が起きる」
と危機感をあらわにする。
KDDIの試算ではスマートフォンの
利用者は従来の携帯電話に比べて
データ通信量が1人当たり10~20倍に拡大
する。
15年には10年比で18倍のデータ量が生じ、
現状のインフラでは3分の1しか収容
できなくなるという。
田中社長は「今はないと思っているが、
急につながらなくなるということが
起きかねない」と警鐘を鳴らす。
KDDIでは光ファイバー回線、
高速無線通信WiMAX(ワイマックス)、
LTEなど複数の回線を組み合わせる
「マルチネットワーク」で対応する方針だ。
UBS証券の梶本浩平アナリストは
「定額制の見直しが世界的に進む」と
指摘。
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携帯ネットワークの拡充では無理だと
思います。
ネットワークの拡充にはお金がかかり
すぎる。
UQWiMAXなどの高速無線通信へ吸収させる
しかないでしょう。
無線ルータ+WiFi携帯の組み合わせにする
しかないのかな?
定額料金の値上げなどとんでもない。
今ですら高いと思っているのにこれ以上
上がったら考えてしまう。
どうなっていくのでしょうか?
残念ながら、高速無線通信のインフラは
まだ地方には行き渡っていない。
ちなみに私の住んでいるところでは
UQWiMAXが使えない。
町中は使用可能のようですが、
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