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2011年6月 9日 (木)

生活支援ロボット着々

生活支援ロボット着々
朝日新聞アスパラクラブ

科学面にようこそ

詳細は、リンクを参照して下さい。

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◇安全性の認証急務

 生活支援を目的にしたロボットの市場は、
2020年には1兆円に成長すると
見込まれている。

 そのためには安全性が重要。
 現在、安全基準に関する国際規格の検討
が進む。

 国内では、リスクを無くしてから評価実験
を行うため、実用化まで時間がかかる。

 一方、少子高齢化問題に直面する
デンマークなど海外の動きは速い。
 尹主任研究員は「海外は国レベルで
生活支援ロボットを導入すると決めて
動いている。
 リスクがあっても、役に立つと見たら
動きは速い」と話す。

 国際規格に基づいて安全性を認証する
国内機関の設立も急がれる。
 海外の認証機関に頼ると、国内企業は
製品の仕様なども公開しなければならず、
技術の流出につながりかねない。

 昨年末、新エネルギー・産業技術総合
開発機構や産総研などが生活支援ロボット
安全検証センターをつくば市に整備した。
 約3600平方メートルのフロアで、
ロボットの回避能力を試したり、衝突時の
衝撃を計測したりと、計18種類の試験が
できる。

 安全性の検証手法を研究し、認証機関の
立ち上げを目指す。

 産総研知能システム研究部門の大場光太郎
副部門長は「安全検証センターには海外から
見学希望が殺到しているが、一切、公開して
いない。
 産業化を進めるためにも、早く認証機関を
立ち上げなければならない」と話している。


《筆者の中村浩彦から》
 日本よりも高齢化が進むデンマークは
生活支援ロボットを真剣に採り入れようと
考え、実用化のために実験の場の提供を
日本の研究者らに持ちかけています。
 研究者にとっても魅力的な提案で、
研究協力の話も出ているようです。
 日本発のロボットが海外で先に製品化
され、日本に逆輸入されることになる
かもしれません。

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>一方、少子高齢化問題に直面する
>デンマークなど海外の動きは速い。
>尹主任研究員は「海外は国レベルで
>生活支援ロボットを導入すると決めて
>動いている。
>リスクがあっても、役に立つと見たら
>動きは速い」
当たり前だと思います。

どうして日本の政治家は鈍いのか?
この分野もそうだと思います。

同様に少子高齢化問題に直面しています
よね。

>日本発のロボットが海外で先に製品化
>され、日本に逆輸入されることになる
>かもしれません。
この可能性が高い。

国の後押しがないと進まない。
特に国際規格には早い時期にからんで
いかないと駄目。
民間に任せておけば良いというのは駄目。
国としての役割がどの分野にもある。
何を民間に任せて、何を国がしなくては
いけないのかしっかり考えてください。

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