光子1個で動作するスイッチの集積化に成功(電子科学研究所 教授 竹内繁樹)
光子1個で動作するスイッチの集積化に
成功(電子科学研究所 教授 竹内繁樹)
北海道大学 新着情報 6月2日
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
このたび、北海道大学電子科学研究所の
竹内繁樹 教授(兼 大阪大学産業科学研究所
招へい教授)、岡本 亮 助教(同 招へい
教員)らは、光の素粒子である光子1個
レベルで動作する「非線形光スイッチ」を
組み合わせて、光量子コンピューターの
基本となる量子ゲート操作を初めて実現
しました。
今回の成果は、安全な通信を実現する
量子暗号通信や、これまでに解けない問題
を解く量子コンピューター、また、
より少ないエネルギーでの通信を実現する
量子情報通信への応用が期待されます。
本研究は英国・ブリストル大学の
オブライアン・ジェレミ教授、広島大学の
ホフマン・ホルガ准教授らと共同で行われ、
研究成果は、2011年6月7日付け
「米国科学アカデミー紀要」に掲載
されました。
詳しくは、記者発表資料をご覧下さい。
記者発表資料(PDF)
---------------------------------------
光子1個で動作するというのはすごいですね。
超小エネルギーで制御できるということ。
>将来の量子コンピューターや超長距離の
>量子暗号の実現,低エネルギー通信
>としての量子情報通信などの実現へと
>繋がる成果
だそうです。
いつ頃量子コンピューターが実現される
のでしょうか?
| 固定リンク
「科学関連ニュース」カテゴリの記事
- 世界初、100:1の減速比でも逆駆動可能なギヤを開発―ロボットの関節やEVの変速機などへの展開に期待―(2019.12.04)
- 全ての光を吸収する究極の暗黒シート-世界初!高い光吸収率と耐久性を併せ持つ黒色素材-(2019.09.03)
- バイオプラスチック原料を大量合成する技術を開発 ~環境調和型触媒反応プロセスによる,再生可能資源を活用したバイオ化学品製造技術~(2019.07.24)
- 「亀裂」と「光」で世界最小サイズの絵画の作製に成功 -インクを使わずに超高精細な印刷が可能に-(2019.06.25)
- 福島原発事故によって飛散した放射性微粒子の溶解挙動を解明(2019.05.16)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント