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2011年6月 7日 (火)

東北大学大学院医学系研究科 多発性硬化症治療学寄附講座ブログ更新情報

東北大学大学院医学系研究科 多発性硬化症
治療学寄附講座ブログに下記更新情報が
ありましたので、載せておきます。

1.第52回 日本神経学会学術大会報告

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 NMOを抗アクアポリン4抗体で正確に診断
できるようになりましたが、
抗アクアポリン4抗体が陰性だからといって
典型的なMSとは限りません。

 MSと診断されている患者さんの中には、
まだまだ異なる病態の疾患が紛れていると
思われます。

 医王病院の高橋先生、産業医大の
岡田先生の発表などを聞いていて、典型的
でないMSの病態を明確にして、適切な治療
についてよく考えていく必要があると
改めて感じました。

 インターフェロンβは典型的なMSには
非常に有効で安全な治療法ですが、
多くの自己免疫疾患で悪化を招くおそれが
あります。

 また、インターフェロンβの効果がない
場合に、血液中に中和抗体が存在している
可能性があり、宇多野病院の田原先生の
発表によると、日本人のMS患者さんでも
欧米のMSと同じくらいの頻度で中和抗体が
みられるとのことです。

 インターフェロンβ。が効果ない場合に、
効かない病態なのか、中和抗体があるため
なのかの鑑別は非常に重要です。
 当講座では簡単にインターフェロンβ
中和抗体を測定できるシステムの確立に
向けて現在準備をしています(中島)
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>NMOを抗アクアポリン4抗体で正確に診断
>できるようになりましたが、
>抗アクアポリン4抗体が陰性だから
>といって典型的なMSとは限りません。
>MSと診断されている患者さんの中には、
>まだまだ異なる病態の疾患が紛れて
>いると思われます。
とのことです。気をつけましょう。

>インターフェロンβ。が効果ない場合に、
>効かない病態なのか、中和抗体がある
>ためなのかの鑑別は非常に重要です。
>当講座では簡単にインターフェロンβ
>中和抗体を測定できるシステムの
>確立に向けて現在準備をしています
期待しましょう。

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