« 世界人口は「持続可能な人口数」を超えてしまったか? | トップページ | 家電の待機電力をゼロに 東北大・NECが半導体技術 »

2011年6月13日 (月)

汚染水浄化の「副産物」 福島原発で新たな難題に

汚染水浄化の「副産物」
福島原発で新たな難題に

2011/6/13 日本経済新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
省略

 汚染水は処理できるが、放射性物質は
消えてなくなるわけではなく、吸着した
フィルターや汚泥などが放射性廃棄物
として大量に発生することになる。

 東電は汚泥1立方センチメートルあたり
1億ベクレルという高濃度の放射性廃棄物
が2000立方メートル発生するとみている。
 そこに含まれる放射性物質は
20京ベクレルに達する計算だ。

途中省略

 日本原子力研究開発機構などは「例え
放射能レベルは低くても、超ウラン核種と
呼ばれるテクネチウムやプルトニウムなど
を含む」と指摘する。その場合、高レベル
廃棄物である燃料棒を処理した後のガラス
固化体と同様に、地層深くに埋めなければ
ならない。

 ところが、日本国内では地層処分をする
ための「最終処分地」が決まっていない。

 北海道幌延町と岐阜県瑞浪市に研究施設
はあるものの、地元自治体と国は
最終処分場にしないという覚書を交わして
いる。また、低レベル廃棄物を受け入れて
いる青森県六ケ所村でも最終処分地は
引き受けないと決めている。

 地層処分を実施する場所については、
活断層がなく地下水の動きも活発でない
ことが望ましいなどの地理的条件がある。

 だが、何よりも放射性廃棄物を
引き受けることへの抵抗感がどこの自治体
でも強い。
 東電は当面、放射性廃棄物を
福島第1原発の敷地内に貯蔵する予定
だが、廃棄物の処分をきちんと議論する
必要がある。
---------------------------------------

新たな難題もなにも、当たり前の話。
得意の先送りのつけが来ただけ。

今頃議論などしても決まらない。
放射能汚染の恐ろしさを身に染みて
実感してしまったのだから、
どこの自治体も良いというはずがない。

見通しも無いまま50基以上も原発を稼働
させてきた現在までの政府の無責任さ
にはあきれるばかり。

どう考えても原発は廃炉になる。
その場所は一定の範囲で使用不可能と
なると思う。(半径5Km位?)
となれば、結局なし崩しで、
福島第1原発の敷地内に地層処分場を
作るしかなくなると思う。
地層の問題はどうなのかわからないが、
残念だけれど選択肢がない。

本当に無責任。

それでも推進しようとする政治家が存在
すること自体理解できない。
自分の出身地に最終処分場作りますか?
あるいは、推進する以上責任を持って
その場所を確保してください。
それが推進する立場の最低の責任では?
党として推進するというのであれば、
党ででもかまいませんが、

最終処分場は今すぐに準備するしか
ない。先送りは許されない。
そのなかで、原発是非の議論もしないと
いけないと思う。

全原発を直ぐに停止させられないし、
一度運転を始めれば、廃棄物は出る。
どうにも扱いにくい廃棄物が出ることを
止めることは出来ない。

万年単位で安定に貯蔵できないと
いけないんですよ。
半減期が万年単位なんだから、

|

« 世界人口は「持続可能な人口数」を超えてしまったか? | トップページ | 家電の待機電力をゼロに 東北大・NECが半導体技術 »

経済・政治・国際ニュース」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 汚染水浄化の「副産物」 福島原発で新たな難題に:

« 世界人口は「持続可能な人口数」を超えてしまったか? | トップページ | 家電の待機電力をゼロに 東北大・NECが半導体技術 »