福島の校庭表土除去、費用の98%まで国費負担
福島の校庭表土除去、費用の98%まで
国費負担
2011年5月27日13時23分 読売新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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福島県内の小中学校の校庭などで
通常より高い放射線量が検出され、一部
自治体で進めている表土除去について、
高木文部科学相は27日の閣議後の
記者会見で、校庭などの放射線量が
毎時1マイクロ・シーベルト以上の
公立学校については、費用の98%まで
国費で負担する方針を明らかにした。
文科省は当初、表土除去は不要との立場
だったが、各自治体は独自判断で除去工事
に踏み切っており、国に財政支援を求めて
いた。
高木文科相は、「できるだけ不安を
減らし、安心してもらうための措置」
と述べた。
また、鈴木寛副大臣は「できるだけ
(年間積算線量の)1ミリ・シーベルト
以下を目指す」と述べた。
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文句を2つ言いたい。
1つ
>「できるだけ(年間積算線量の)
>1ミリ・シーベルト以下を目指す」
当たり前のこと、
できるだけという言葉が気に入らないが
とにかく目指してください。
2つ
校庭表土除去の費用は汚染させた
事業者が負担すべきこと。
何故国が負担するのか?
国が負担するということは税金。
税金ということは国民の負担。
どうして国民が負担しなくてはいけない
のか? 理解できない。
責任は明確に東電にある。
総ての警告を無視してきた東電にある。
何故東電に責任をとらせないのか?
政府は東電に一義的な責任があると
言ってきたではないか?
人災であると、
確かに原発を推進してきた責任は国に
ある。だが、その責任の取り方は、
こんな形ではないはず。
原因を広く追求し、二度とこのような
事故は起こさないこと。
その為にどう国としての政策を修正して
いくか、未来ある国を再建するために
こそ、税金は使うべきだと思う。
電力政策の転換が必要でしょう。
再生可能エネルギーの比率も上げて
いかないといけない。
それこそ、化石燃料は枯渇する。
炭酸ガスもでる。
政府には大いに反省して貰いたい。
人間は不完全です。ミスを犯す。
人間が作り運転している限り破局的な
事故が起こる可能性は少ないけれども
あると想定すべきだったのに
何重もの安全を保証する壁があるから
想定しなくても良いという、いわゆる
「想定不適当」なる言葉を考え出して
無視してきたのが今まで、
絶対安全だというのであれば、原発は
電力をもっとも必要とする大都市の
近くに作るべきです。
遠くから電力を運んでくれば、当然
損失がでる。デメリットがある。
でも都市の近くには作らせないという
法律を作った。
危険であるということを想定して
いたからです。
ある場面では「想定不適当」と言い
ある場面では「危険」を想定する。
あまりに恣意的ではありませんか?
反省してください。
改善するためにこそ、将来の為にこそ
税金は使うべきで校庭表土除去の費用
などに使うべきではない。
国の責任の取り方としてどうすべき
なのか善く善く考えて頂きたい。
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