年をとると記憶力が悪くなる科学的な理由
年をとると記憶力が悪くなる科学的な理由
2011.06.22 lifehacker
詳細は、リンクを参照して下さい。
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年齢を重ねるごとに記憶力は悪くなって
いくという事実...。
年をとるとカギを置いた場所や車の
駐車場所を以前より忘れやすくなる...
ということは、誰もが知っていることです。
この記憶力が悪くなるプロセスについて、
神経科学者が研究し、発表しています。
ジョン・ホプキンス大学の神経科学者
であるマイケル・ヤッサ氏によると、
年齢を重ねるたびに記憶するのが大変に
なる理由は、年齢と共に海馬への経路が
退化していくからだそうです。
海馬は記憶が保管される場所なので、
年齢を重ねるとともに脳が情報を処理して
記憶するのが難しくなる、というのも
うなずけます。
要するに、脳が情報で満杯になって
しまっているわけではなく、年をとるごと
に脳が情報を書き込み、保存する機能が
弱くなっているのです。
さらにヤッサ氏によると、こうした脳の
機能の低下により、新しく記憶を書き込む
よりも、もともと保存してある昔の記憶を
思い出すほうが簡単になるため、年をとる
と昔の思い出を懐かしむようになるとの
こと。
ヤッサ氏は、脳の経路をなおす方法は提案
していませんが、この研究内容が将来
アルツハイマー病の治療に役立つ可能性は
あります。
とはいえ、年齢とともに進む記憶力の
低下をそのままにしておけばいいという
わけではありません。
ライフハッカーの過去記事で紹介した
記憶力を高める方法や、記憶力に関する
記事一覧(英文記事)を、記憶力を保つ
方法として活用してみてください。
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なるほどね。
参考にしてください。
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