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2011年6月 6日 (月)

外れた東電のくびき、スマートシティは加速するか

外れた東電のくびき、スマートシティは
加速するか

2011/6/6 日本経済新聞

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 福島の原子力発電所事故で揺らいだのは、
東日本の電力供給体制だけではなさそうだ。

 発電設備などを納入する電機、
重電メーカーに対する東電の影響力も
ひとつだろう。

 「電力自由化につながる」と東電が
嫌がったとされるスマートグリッド
(次世代送電網)の国内への普及も大きく
前進する可能性がある。

 「自由化、スマートグリッドなどの言葉
を気兼ねなく人前で言えるようになった」。

 そう話すのはある大手電機メーカーの
幹部。大震災の前は「○○社の××専務が
こんなことを言っていた」と電力会社に
伝わり、会社のトップに苦情が行くことも
あったという。

 担当を変えられる人も取引先にはいた。
 それほど、電力会社は影響力を持ち、
電機メーカーなどをコントロールして
きた。電力自由化やスマートグリッドの
本格的な導入が議論されながら「なかなか
実現してこなかった理由のひとつ」と
冒頭の幹部も話す。

 だから、ということもあるだろう。
 最近、再生可能エネルギーや省電力機器
を使った環境都市、いわゆる
「スマートシティ」の計画があちこちで
進み出した。

 もちろん、日本経団連や政府が新成長戦略
に絡めて幾つもの構想を打ち出したことが
背景にはある。
 だが、そうした構想にも目に見えない形で
電力会社の圧力はあったとされ、
「納入先のくびきが取れたことが確実に
影響している」と別の関係者は言う。

以下省略

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恐ろしい話です。
>担当を変えられる人も取引先にはいた。
>それほど、電力会社は影響力を持ち、
>電機メーカーなどをコントロールして
>きた。電力自由化やスマートグリッドの
>本格的な導入が議論されながら「なかなか
>実現してこなかった理由のひとつ」と
>冒頭の幹部も話す。
電力会社の影響力は絶大なんですね。
こんなことだから、再生可能エネルギーなど
増えるはずがない。

今の政治家に改革ができるのだろうか?
最近のごたごたを見ていると、
期待したいけど期待できない。

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