今までと違う世界に生きる覚悟
今までと違う世界に生きる覚悟
2011年6月8日 MBS(毎日放送)ラジオ
「たね蒔きジャーナル」
聞いてください。
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・(東京を初めとして東日本各地の
下水処理施設の汚泥から放射性物質が検出
されている。東京都大田区の下水処理施設
では空気中から毎時2.7マイクロシーベルト
の放射線量が検出されたが?)
0.05マイクロが普通だから、その50倍
であり、とても高い。
・(東京都は、検出された場所は屋内
であり、敷地境界で計測したら問題ない
数値だったため、誤解を招かないために
公開しなかったというが、敷地内に留まる
ものなのか?)
下水処理場の汚泥はコンクリ等の材料
として使う。今後はそれをやっては
いけなくなり、汚泥の処分がポイントに
なる。
・(配慮して公開しないというのは
おかしいと思うが、どうか?)
おかしい。
下水処理場が毎時2.7マイクロシーベルト
という場所になっているのであれば
放射線管理区域にして管理するための
手続きも必要なはず。
・(作業員の方も普通の服装では?)
被曝管理もしていないはずで、これまで
にどのくらい被曝したかも知りえないまま
今に至っている。
・(パニックを恐れて情報をストップする
のはまかりならんと思うが?)
そう思う。マスコミも留意してほしい。
・(下水処理場で焼却した灰からは1キロ
あたり1万ベクレルを超えたセシウムが
検出された)
すごい量だ。
そんなレベルの放射能を取り扱ったこと
は私は一度もない。
以下省略
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「今までと違う世界に生きる覚悟」
本当にひどい話。
どうしてどこも公開をためらうのか?
住民の安全など二の次。
本来なら小出さんが言っているように
放射線管理区域に指定して管理しないと
いけない区域になる。
あらゆる所が放射線管理区域に指定
しないといけなくなる。
国はどう考えているのでしょうか?
以前投稿した、
「国交省、放射性物質が検出された
汚泥の処理方法などの指針を福島県に
通知」
がありますが、えらく危機感がない。
「想定不適当」などと言って思考停止して
いたから、まったくなにも決められない。
まじめに検討しておけば、原発事故が
いかにひどいものなのか身に染みて
理解できたはず。事故防止の策ももっと
真剣に立てたと思う。
放射線管理区域以上の放射線を国民に
浴びさせておいて平然としている
とはどういう神経なのか?
安全の為にはそういう基準が必要だと
そういうことではなかったのか?
どうするのかはっきり国としての姿勢を
出してください。出す責任がある。
空中放射線量は現在でも、福島市、
郡山市は、放射線管理区域以上
いつまでほっておくつもりなのか?
事故処理のスケジュールは知っている
はず。
徐染はいつから実施し、どの値まで回復
させるつもりなのか?
放射線に汚染されたものをどういう基準で
どう処理するのか?
どこが実施し、どこが負担するのか?
何も決まっていない。
ハッキリさせるのが国の責任のはず。
放射線管理区域については
こちらのリンクを見て下さい。
「正気を疑う文科省の
学校線量基準」
下記は、徐染の必要性と現状について
参考になる情報です。
チェルノブイリとの違いも記載されていて
ちょっと安心しました。是非見てください。
時論公論
「放射性物質の除染を急げ」
2011年05月23日 NHK解説委員室
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