プラスチックで放射線検出 新素材のセンサー開発
プラスチックで放射線検出
新素材のセンサー開発
2011/06/29 47news
詳細は、リンクを参照して下さい。
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放射線が当たると発光するプラスチック製
の新素材を京都大原子炉実験所の
中村秀仁助教(放射線物理学)らのチームが
開発した。
福島第1原発事故で関心が高まる
放射線測定器に応用可能で、安価なセンサー
として期待できるという。
成果は29日、欧州物理学会速報誌で
発表した。
開発したのはペットボトルの主成分を
改良したプラスチックで、放射線が当たると
その強さに応じて発光する。
数センチ四方の薄い板状に切り分け、
測定器内部に装着すれば、光を電気信号に
変換して放射線量が算出できる。
プラスチックのため加工が簡単で、
センサーの大型化も可能。
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良いですね。
京都大原子炉実験所素晴らしいです。
政府も経済界も無視してきたけれど、
原発の危険性について正しい情報を発信
し続けている。なかなか出来ないこと。
本来こういうものは、それほど必要とする
ものではないのだけれど、今の状況では
欲しいと思う。
測ろうと思っても計測器は高い。
関連記事です。
「放射線で光る樹脂、ペットボトルの素材
で開発 京大など」
2011年6月30日 朝日新聞
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