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2011年6月17日 (金)

最低300年閉じ込める必要 小出裕章 (MBS)

最低300年閉じ込める必要 小出裕章 (MBS)
2011年6月16日 たね蒔きジャーナル

詳細は、リンクを参照して下さい。
音声です。

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・(汚染水浄化システムの試運転が
始まった。ゼオライトは毎日交換する必要
があるというが、水での冷却が続く限り
延々と動かすのか?)
 そうだ。

・(浄化に使ったゼオライトの汚染は
1立方センチで1億ベクレル。
 1.5メートルのマジックハンドで交換
するというが、離れれば放射線の量は
弱まるか?)
 それなりに弱まるが、猛烈に汚れており
被曝は大変なことになる。
 密着は危険すぎるから離れるべきだが、
あまりに離れると操作が困難。
 被曝の蓄積が心配。

・(汚染水の浄化装置でたまった
ゼオライトの最終的処理は?
 ドラム缶1万本分の汚泥になると
いうが?)
 決まってないと思う。
 大変な汚染物であり、どこかに埋める
こともできないし、取り扱いは被曝を
しながらになる。今後の重い課題。

・(福島県が脱原発を復興基本理念にする
という。県内で放射性廃棄物処分を受け
入れないというメッセージだというが、
国内に最終廃棄場は?)
 ない。
 福島原発周辺には広大な汚染地ができて
おり、国としてはそこを狙うだろうが、
県は逃れたいのだろう。
 誰にとっても受け入れたくないものだが、
これまでの歴史でいえば弱いところが
やられている。
 日本人ひとりひとりに突きつけられて
いる。

・(福島ですべての生徒、児童、園児に
線量計をもたせる。
 心配は低線量被曝だが、長い間浴び続ける
とどう影響する?)
 基本的にガンや白血病の発生頻度が
増える。特にこどもは放射線感受性が高く、
なんとか被曝を減らさないといけない。

・(その方法は?)
 こどもが集中的に集まって遊ぶ場所の
表土をはぎとることは絶対やってほしい。
 あとは、よく遊ぶ場所を親の責任で
きれいにする。
 マスクを習慣づける。
 汚染度の高い食べものは与えない
ようにする。

・(表土をはぎとってもそれを処分する
必要がある?)
 そう。
 放射能は消えないので移動することしか
できない。

・(処分の仕方というのは地中に埋める
とか海の沖の方に投棄する?)
 海に捨てるのは条約で禁止されている。
 唯一可能なのは放射能の墓場をつくる
こと。
 福島原発周辺は多分人が住むことが
できないため、一部を墓場にして、汚染の
強さに応じて仕分けをして建物の中に
いれたり地中に埋めたりするしかない。

・(どのくらい続く?)
 半減期が30年と長いセシウムが一番
問題だが、1000分の1になるまで
300年かかる。
 福島の汚染物も最低300年間は
閉じ込める必要がある。
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放射性廃棄物は本当にやっかいなもの
です。
決してなくならない。
汚染水処理というのは水からゼオライトに
移動させるだけ、残った膨大な汚泥の
処分はどうするつもりなのか?

300年はセシウムの話で半減期の
遥かに長い核種が炉の中にはある。
処分はどうするつもりなのか?

関連記事として
映画の紹介『100,000年後の安全』
しておきました。見てください。

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