国内3番目のアルツハイマー治療薬を新発売- 第一三共
国内3番目のアルツハイマー治療薬を
新発売- 第一三共
2011年06月08日 キャリアブレイン
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
第一三共は6月8日、国内3製品目の
アルツハイマー型認知症治療薬である
メマリー錠5mg、同10mg、同20mgを新発売
した。
先行するエーザイのアリセプト、
ヤンセンファーマのレミニールとは異なる
作用機序を持っており、これら2剤と併用
できる。
中等度から高度のアルツハイマー型
認知症の症状の進行抑制に用いる。
レミニールと同時期に薬価収載された
ものの、東日本大震災で工場が被災した
ことなどから、安定的な供給が不確実
として、発売を延期していた。
アルツハイマー型認知症患者は、神経
伝達物質グルタミン酸の受容体である
NMDA受容体が過剰に活性化し、神経細胞内
へ過剰にカルシウムイオンが流入すること
で、神経細胞が障害されていると
考えられている。
メマリーはNMDA受容体を阻害することで、
カルシウムイオンの流入を抑え、神経細胞
を保護する「NMDA受容体拮抗薬」。
一方、アリセプトとレミニールは、神経
伝達物質のアセチルコリンを分解する酵素
の働きを阻害し、脳内のアセチルコリン
濃度を上昇させる
「コリンエステラーゼ阻害薬」だ。
用法・用量は、1日1回5mgから開始し、
1週間に5mgずつ増量。
維持量は1日1回20mg。
---------------------------------------
Good newsですね。
国内3製品目、やっと発売されたようです。
これで新たに認可されたものは総て発売
されたということかな?
| 固定リンク
「医療関連ニュース」カテゴリの記事
- iPS細胞由来の免疫キラーT細胞を用いることで悪性リンパ腫の治癒に成功〜難治性NK細胞リンパ腫に対する新規細胞治療法へ期待〜 (2019.10.14)
- 炎症反応を強力に抑える活性イオウ誘導体の開発に成功(2019.04.16)
- 皆保険制度の国で在住外国人に健康格差の懸念 ~ 富裕層対象の医療政策導入で悪化の恐れ日本人医師グループが英医学誌で注意を促す ~(2019.03.13)
- 脳腫瘍に対するウイルス療法の医師主導治験で高い治療効果を確認―日本初のがん治療ウイルス薬の製造販売承認申請へ―(2019.02.18)
- 国内初の医師向けオンライン診療手引書が完成 -安全で質の高い遠隔医療の普及に向けて-(2019.01.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント