牧草から基準値超える放射性物質 那須町と足利市
牧草から基準値超える放射性物質
那須町と足利市
2011年5月3日 朝日新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
県畜産振興課は2日、栃木県那須町と
足利市で先月27日に採取した牧草から、
国が定める基準値を超える放射性物質が検出
されたと発表した。
那須町では放射性セシウムが牧草1キロ
あたり910ベクレル検出され、基準値
(300ベクレル)の約3倍。
足利市では同セシウムが650ベクレル
検出されて基準値の2倍以上となった。
足利市では同ヨウ素も90ベクレル検出
されて基準値の70ベクレルを超えた。
県内では原発事故を受けて3月19日
以降、国の指示に基づき、乳牛や肉牛を
牧草地に放牧することや震災以後に収穫した
牧草をエサとして与えることを自粛。
4月22日に国の基準が示されて以降は
規制をしている。
同課によると、牧草は収穫後、1~2カ月
置いて発酵させるのが一般的なため、
基準値を超えた牧草を牛が食べた例はない
と思われるという。
検査は県内を那須、県北、県東、県西、
県南の5地区に分けて実施され、牧草の
生育が不十分な県西以外の4カ所で
サンプルが取られた。
那須町と足利市が基準値を超えたことで、
那須地区と県南地区では、エサやりと放牧
の規制が続くが、それ以外の2地区では、
数日中に確認のための再検査を実施して、
基準を下回れば規制が解除される。
同課によると、県内で畜産や酪農を営む
農家は約2200軒。
当面、購入したエサや保存してあるエサ
を与えて規制解除まで待つことになると
いう。
---------------------------------------
一日も早く収束させないと拡大の一途です。
3~9ヶ月も待てない。
かなり離れていても牧畜が出来ないと
言う状態になりつつあるように見える。
関連記事です。
「熊谷と東秩父の牧草から基準値超え」
「千葉の牧草から放射性物質
初めて基準値超え」
「原発から15~20キロ
…海底に1千倍セシウム」
海も基準値越えの場所が現れました。
海は希釈されるから良いとか言って
いませんでしたか?
| 固定リンク
「社会関連ニュース」カテゴリの記事
- 東北大学発ベンチャー「スピンセンシングファクトリー株式会社」設立~世界初の小型・軽量で超高感度な磁気センサーを開発、提供~高度医療診断からインフラの監視まで(2019.02.08)
- 自分で自分の首を絞める高齢者差別(2017.08.18)
- 獣医学部新設問題に思う 獣医師は足りているのか?(2017.08.15)
- 初期費用ゼロで省エネ冷蔵庫に買い替え~節約した毎月の電気代で、約7年で購入費を完済~(2017.02.24)
- オプジーボ 「高いのは日本だけ」(2016.10.07)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント