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2011年5月27日 (金)

土中の放射性物質、水洗いで除去できず 福島大が確認

土中の放射性物質、水洗いで除去できず
福島大が確認
汚染拡大防止、表層の土壌処理が重要に
2011/5/25 日本経済新聞より

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 福島大学の金沢等教授は東京電力福島
第1原子力発電所の事故で飛散した土壌中
の放射性物質が水にほとんど溶けないこと
を実験で確かめた。

 酸やアルカリなどを加えても効果がない
という。

 土の別の成分に吸着している可能性が
あり、汚染が広がるのを防ぐには土を水で
洗うのではなく表層の土を取り除くことが
重要とみられる。
 25日に大阪市で始まった高分子学会で
報告した。

 金沢教授は同大学構内(福島市)で採取
した土に水を加えて、水と沈殿した土の
放射線量を測定した。
 水は毎時0.1マイクロシーベルトだった
のが約2日後には
同0.07マイクロシーベルトに下がったが、
土は0.14マイクロシーベルトで変化
しなかった。

 土の線量が下がらなかったことから、
放射性物質は水にほとんど溶け
出さなかったとみている。
 塩酸や炭酸ナトリウム、鉄イオンなどを
加えても効果はなかった。

 放射性物質を含む汚染水の処理は顔料
などを加えて沈殿させ分離回収する方法
などが知られている。

 セシウムなどは水溶性なので、土壌に
混じったとしても水を加えれば溶け出して
同様の処理が可能と考えられていた。

 金沢教授は「土壌中の粘土には吸着剤
のような性質があり、セシウムを
くっつけている可能性がある」と指摘
する。超音波照射や加熱処理などによって
放射性物質と土壌の吸着成分との結合を
弱めれば分離できる可能性はあるが、費用
や処理効率に問題があるという。

 旧ソ連・チェルノブイリ原発事故の処理
では土壌の放射性物質を植物に吸収させる
方法などが採用された。
 金沢教授は「植物も含めて有効な方法を
考える必要がある」と話しており、表層の
土を回収・固定化する対策が重要と
みられる。
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>土壌中の粘土には吸着剤のような性質
>があり、セシウムをくっつけている
>可能性がある

>表層の土を回収・固定化する対策が
>重要
手間がかかりそうです。
徐染には時間がかかる?

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