アレルギー発症を決める遺伝子内配列の発見
アレルギー発症を決める遺伝子内配列
の発見
13 May 2011 RIKEN Research Highlights
詳細は、リンクを参照して下さい。
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同じ染色体上に位置する一連の免疫系
遺伝子は、共通の調節因子による制御を
受けている一方で、個別の活性化シグナル
も受け取っている
生体では、体内に侵入した外来抗原に
対する免疫反応の一環として、抗原刺激を
まだ受けていないナイーブT細胞と呼ばれる
細胞が、多様なヘルパーT細胞へと分化
・成熟することが知られている。
こうしたヘルパーT細胞のうち、例えば
TH1細胞やTH17細胞は、ウイルス感染に
対する炎症応答を促進する一群のシグナル
伝達因子(サイトカイン)を分泌し、
TH2細胞は、別の免疫細胞であるB細胞に
よる抗体産生を誘導して、アレルギー反応
を引き起こすサイトカインを分泌する。
GATA-3タンパク質は、TH2細胞分化の
「マスタースイッチ」として知られる
転写因子で、インターロイキン(IL)-4
やIL-13などのサイトカインの産生を促進
する。
このほど、理研免疫・アレルギー科学
総合研究センター(神奈川県横浜市)の
久保允人チームリーダー(TL)率いる研究
チームは、この活性化過程が予想外に複雑
であることを明らかにした1。
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難しいです。
興味のある人は熟読してみてください。
>活性化過程が予想外に複雑である
>ことを明らかにした
免疫系の働きは本当に複雑ですね。
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