防災教育の大切さを思う
先日の朝のテレビ番組で放送されていた
内容です。
群馬大学のある先生がされた中学生を
対象とされた教育。
津波に対する心構えに対するものでした。
3つの大切なことがあると、それは、
1.防災マップ(想定)を信じるな。
想定外のことが起きてしまった場合は
想定していた対策は、残念ながら殆ど
効果を出せません。
こういうことを教えることは大切
ですね。盲点です。
大人は経験に左右される。
今までこのような地震はあった。
でも津波はこなかったと、
子供は違う。経験が邪魔をしない。
2.最善をつくせ
つい、指定されていた避難所などに
たどり着くと、それで良しとして
しまう傾向があります。
でも、その場の状況の観察が必要だと、
その場で、何か感じ、何かできること
があるはずです。
これで最善なのか、問う必要がある
ようです。
3.率先避難者たれ
これはすぐにわかりますね。
真っ先に逃げなさいと。
そうするとつられて逃げてくれる
人が必ず出てくる。
それが人を救う。
というものです。
素晴らしい教育だと思います。
これを実践し、全員が無事に避難できた
そうです。
素晴らしく簡潔で的を得たものだと思う。
今後に生かしたい。
逃げた子供達は、避難は自分達だけ
でなく、自分達が皆を救うのだという
意識を持っていたそうです。
自分達で「避難しました」という看板を
作って避難した家にはそれを貼ったそう
です。それがない家には避難を呼びかける。
その為に、すぐ判断できるように、
津波に備えて準備することはもちろん
大切ですが、教育、心構えをしっかり
定着させることも又大切なんですね。
簡単に「想定外」と言って欲しくない。
何かやることがあるはずです。
あったはずです。
想定外の状況を想定して、その時どう行動
すべきなのか?
考え、準備しておくことは重要なことなの
だと改めて考えさせられました。
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