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2011年5月 4日 (水)

デング熱 遺伝子操り、運び屋根絶

デング熱 遺伝子操り、運び屋根絶
朝日新聞アスパラクラブ
科学面にようこそ

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 熱帯や亜熱帯で感染し、重症だと死に至る
デング熱。

 この病気の根絶のため、病原体のウイルス
を運ぶ蚊を地域から絶滅させる戦略が
マレーシアで進んでいる。

 子孫を残せないように遺伝子を操作した
蚊を野外に放す方法だ。
 その中身とは……。

 計画では、「致死遺伝子」を組み込んだ
オスのネッタイシマカを自然界に放す。

 英国のバイオ企業Oxitec
(オキシテック)社が開発。
 この遺伝子が特定のたんぱく質を際限なく
作り出すよう設計されており、代謝機能に
支障をきたす。
 組み換え蚊は、抗生物質の
テトラサイクリンを与えた特殊な環境
でのみ繁殖し、自然界では数日で死んで
しまう特徴がある。

 オスは、複数のメスと交尾できる。
 だが、メスは1度交尾すると、しばらく
他のオスとの交尾を拒否する特徴がある。
 このオスと交尾したメスが卵を産んでも、
オス由来の致死遺伝子のせいで孵化
(ふ・か)できない。

 そこで、オスを断続的に放し続ければ、
野生同士の交尾が減り、子孫は先細り、
蚊が駆逐できる、というシナリオだ。

 ただ、デング熱の根絶計画には慎重な
見方もある。
 離島が散在する沖縄に比べ、
ネッタイシマカの生息域は広い。
 蚊の生態に詳しい国立感染症研究所の
小林睦生・昆虫医科学部長は「効率性を
考えると、とてつもない費用と時間が
かかるのではないか」と指摘する。

 仮にネッタイシマカの駆逐に成功しても、
病気を媒介するような新たな蚊がすみつく
可能性もある。
 デング熱の場合、ヒトスジシマカという
別の蚊がウイルスを運ぶこともある。

環境への影響を心配する声も根強い。


《筆者の行方史郎から》

 今回のアイデアは、遺伝子組み換え技術の
新しい活用方法という側面もあります。
 オキシテック社によれば、ウリミバエ
のように放射線を当てる方法では、蚊が
死んでしまい、致死遺伝子(不妊遺伝子)
をもった個体をつくることはできなかった
と言います。

 ただ、計画が思惑通りの効果を挙げること
ができるかまだ予断を許しません。
 今後、予想していなかった負の側面が出て
くるかもしれません。
 「想定外」が十分起こりうるということは、
東日本大震災や大津波、原発事故で、
身をもって痛感しているところです。

 マレーシアでの野外実験でも、地元では
反対があったと聞きます。
 計画を実りあるものにするためには、
情報をオープンにして進めていくことが
欠かせません。
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実施するからには、成功して欲しいとは
思いますが、心配です。

そんなにうまく行くとは思えません。

想定外だったということになりそう。

生物の適応能力は大きい。
生物界のシステムを熟知している訳でも
ない。

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