« 土中の放射性物質、水洗いで除去できず 福島大が確認 | トップページ | 電圧で磁気を制御できる新しいトランジスターの開発に成功 »

2011年5月28日 (土)

これがスペースシャトルなき後のNASAの最新宇宙船だ!

これがスペースシャトルなき後の
NASAの最新宇宙船だ!

2011.05.27 GIZMODE

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
110526xlarge_flytomoon1


スペースシャトルよ、さらば!

 とうとう現行のスペースシャトルの
打ち上げ計画も、あと7月に最後の1回を
残すのみとなってしまいましたが、その後
のNASAの構想はどんなものになっている
のでしょうか?
 しばらくはロシアの宇宙船「ソユーズ」
に頼りっぱなしになっちゃう状態も続く
ようですが...

 そんな疑問の答えが、ついにクリアーに
解決してきそうですよ。
 長らく謎に包まれていたNASAが練って
いるスペースシャトル後の宇宙計画の概要
が、とうとう正式発表されちゃいました
からね。スペースシャトルに別れを告げる
のは寂しいような気もしますけど、いざ
未来の宇宙船に目を向けてみることに
いたしましょう。

110526xlarge_flytomoon2

 はい、もう次世代のNASAの宇宙船には、
現在のスペースシャトルの影も形もない
ような気がするのはボクだけでしょうか?
 どちらかというと、以前のアポロ計画の
時代にまで、やや逆行しちゃったような
デザインにも見えます。
 ちなみに新たな宇宙船の正式名称は
Multi-Purpose Crew Vehicle(MPCV)と
発表されていますよ。

 MPCVのベースとなっておりますのは、
月有人探査計画を実現する新宇宙船として
ロッキード・マーチンが開発を進めていた
「Orion」です。

 スペースシャトルの次はOrionだぜって
勢いで、もうかなり真剣に開発プランが
進行しつつあったそうなんですけど、
そもそもの月に再び向かうことを目指した
コンステレーション計画そのものが予算
削減から打ち切りになってしまったんです
よね。米国の威信をかけた宇宙計画の空白
期間を設けることを決して許しては
ならないって大反対まで起きてたようなの
ですが...

 ただ、そのまま完全にOrionの開発努力
が無駄に終わってしまったのではなく、
こうして新たに打ち出されたMPCVは、
同じくロッキード・マーチンが開発を引き
受けて、Orionに注ぎ込まれた技術投資が
引き継がれた形ですね。

 スペースシャトルと比較して、打ち上げ
および大気圏への再突入時の安全性は
10倍に向上し、おまけに非常に低コスト
なので、ややカプセル型のレトロな
デザインに見えるかもしれないが、大幅な
宇宙計画の前進に寄与するってアナウンス
されていますよ!

 ちなみに打ち上げに当たっては、先端の
ローンチシステムと後方のサービス
モジュールにサンドイッチされる形で、
実際に宇宙飛行士らが乗り込む
クルーモジュールを挟み込んでMPCVを発射
する構造になっています。
 これを巨大な打ち上げロケットの先端に
セットして、発射台から一気に大気圏外へ
と飛び上がっていきますよ。

 新たなMPCVの定員は4名となっており、
当初のベースになったOrionの定員6名より
も、さらに小型化が図られています。
 スペースシャトルに乗り込める最高8名
の宇宙飛行士と比較すると、まさに半分の
サイズのコンパクト設計に仕上がるという
わけですね。
 なんとなく船内の居住スペースの
大きさは、これまでの快適だった
スペースシャトルに近いというよりは、
その狭さがソユーズに似ているという
感じもしますでしょうか~

 ただし、正式発表を行なったNASAの意気
込みを紹介しますと、これは
スペースシャトルデザインからの後退を
決して意味してはおらず、宇宙計画の
大いなる前進を象徴する次世代宇宙船に
なっているとのことですよ。
 小さく見えるとしても、その働きを侮る
ことなかれってメッセージが出されている
わけですね。

 なによりも最大のメリットは、スペース
シャトルの飛行可能エリアが地球周回軌道
に限られていたのに対して、理論的には
MPCVであれば、地球を遠く離れて他の
小惑星や火星にまで行ける設計が採用
されているという点でしょう。

 MPCVのみであれば、4名の宇宙飛行士の
船内へのステイ期間は最長でも連続21日に
限られますが、長期居住用の母船と組み
合わせながら、火星への有人探査計画でも
活躍する可能性が示唆されていますよ。
 いずれにしましても、国際宇宙
ステーション(ISS)までしか行けなかった
スペースシャトルよりは、幅広く宇宙空間
を飛び回る柔軟な用い方ができるという
ことは確かのようですね。
 MPCVというネーミングも、この多目的な
宇宙船のコンセプトを強調したものに
なっているんだとか。

 まだまだ今回のNASAの発表では、今後の
MPCVの開発計画が明らかにされたのみで、
実際の打ち上げに関わるスケジュールなど
は公表されませんでした。
 ただ、本当に遠く火星有人探査計画の
実現を目指す際に大きな役割を担う宇宙船
の部分が姿を現わしてきた意義は大きい
のかもしれませんよね。母船が完成すれば、
宇宙空間のはるか彼方まで初めて人類が
行けるようになるってことですし...

 ただし、やはりこの設計ですと、ISSへの
ドッキング性能を備えてはいるようです
けど、大型の人工衛星ですとか
宇宙ステーションの建造資材などなど、
サイズの大きなものは何も輸送できない
ことも発表されています。
 NASAとしましては、これからは民間企業
の力を借りて地球周辺の近場の輸送手段は
確保して、より遠くのエリアに絞った
宇宙計画に注力する姿勢が改めて示されて
しまった格好ですよ。
 かなりSpaceXなんかが頑張ってはいます
けど、ただやはりスペースシャトルの
引退後に民間企業だけでどこまでやれる
ものなのかって不安は残りそうですかね~
---------------------------------------

>やはりこの設計ですと、ISSへの
>ドッキング性能を備えてはいるようです
>けど、大型の人工衛星ですとか
>宇宙ステーションの建造資材などなど、
>サイズの大きなものは何も輸送できない
>ことも発表されています。

>地球を遠く離れて他の小惑星や火星に
>まで行ける設計
とは言ってますが、母船がないとね~

>ただやはりスペースシャトルの引退後に
>民間企業だけでどこまでやれるもの
>なのかって不安は残りそうですかね~
そうですね。不安は残ります。
民間で利益が出せるのか疑問。

でも、新しい計画が発表されたのは
嬉しい。
ロマンですよね。


|

« 土中の放射性物質、水洗いで除去できず 福島大が確認 | トップページ | 電圧で磁気を制御できる新しいトランジスターの開発に成功 »

科学関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210730/51788113

この記事へのトラックバック一覧です: これがスペースシャトルなき後のNASAの最新宇宙船だ!:

« 土中の放射性物質、水洗いで除去できず 福島大が確認 | トップページ | 電圧で磁気を制御できる新しいトランジスターの開発に成功 »