« 原子力発電の代替エネルギーは何か | トップページ | 電力のピーク需要抑制、欧米で実証実験が本格化 »

2011年4月18日 (月)

再生可能エネルギー:原発を逆転 風力や太陽光発電など

再生可能エネルギー:原発を逆転
風力や太陽光発電など

毎日新聞 2011年4月17日 東京朝刊

詳細は、リンクを参照して下さい。

---------------------------------------
 10年の世界の発電容量は、風力や
太陽光などの再生可能エネルギーが原発を
初めて逆転したとする世界の原子力産業に
関する報告書を、米シンクタンク
「ワールドウオッチ研究所」が15日まで
にまとめた。

 原発は、安全規制が厳しくなったことや
建設費用の増加で1980年代後半から
伸び悩み、10年の発電容量は
3億7500万キロワット。

 一方、再生可能エネルギーは地球温暖化
対策で注目されて急激に増加し、風力と
太陽、バイオマス、小規模水力の合計は
3億8100万キロワットになり、初めて
原発を上回った。

 報告書は、福島第1原発事故の影響で
廃炉になる原発が多くなり、新設も大幅
には増えず、再生可能エネルギーとの差は
さらに開くとみている。

 報告書によると4月1日現在、世界で
運転中の原発は30カ国で437基。
 運転開始から平均で26年が経過し、
このうち145基は、20年までに運転開始
から40年を迎える。

 福島第1原発事故の影響で、40年を
超えて運転する原発は限定的になると
みられるという。

 建設中は14カ国で64基。
 中国などで今後、新たに建設される分を
見込んでも、世界の原発の総数は減少する
という。

 報告をまとめたマイクル・シュナイダー氏
は「原子力ルネサンスで原発が増えると
思っていたら、それは間違い。

 40年を超える運転を認めても、いずれ
数は減ることになる」と指摘している。

 世界の総発電量は、石炭、天然ガス、
石油などの火力発電が半分以上を占め、
原発は13%程度。
---------------------------------------

福島原発の事故以前でこういう状態なの
だから、今後はさらに減ると思います。

これが世界の流れです。

原子力発電のコストは安全性の確保と、
抜けている残る高濃度放射性廃棄物
の処理を含めた廃炉の処理費用を加える
とそんなに安くはないと思います。
何故コスト計算に含めないのか?

利点は安定な電力が得られることと、
CO2を出さないということですね。

化石燃料はいずれ枯渇するのだから、
いずれ、再生可能エネルギーに切り替え
ざるを得ないはずですが、この記事で、
洋上風力で発電大国を目指す英国
英国はその1/3の電力を風力で賄うと
言っていますが、どうして可能なので
しょう?
あの地域は安定した風が見込めると言うこと
でしょうか?

うらやましいですね。

|

« 原子力発電の代替エネルギーは何か | トップページ | 電力のピーク需要抑制、欧米で実証実験が本格化 »

経済・政治・国際ニュース」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 再生可能エネルギー:原発を逆転 風力や太陽光発電など:

« 原子力発電の代替エネルギーは何か | トップページ | 電力のピーク需要抑制、欧米で実証実験が本格化 »