目には見えないけどソコにある。巨大なケンタウルス座Aジェット
目には見えないけどソコにある。
巨大なケンタウルス座Aジェット
2011.04.19 GIZMODE
詳細は、リンクを参照して下さい。
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月の横にある巨大な紫色のモクモク、
何か分かります?
これは、もし私たちの目が電磁波を認識
することができたら、見ることが出来る
高エネルギーのジェット流なんです。
このジェット流は、銀河ケンタウルス座
Aの中の巨大なブラックホールから噴出
されている100万光年以上もの長さにおよぶ
電波ジェットなんです。
その大きさは満月の200倍にもなるとか!
そして、ケンタウルス座Aのまん中にある
ブラックホールは月の数百万倍だそうです。
そのケンタウルス座Aは私たちの地球
にとって最も近い銀河なんです。
そのため、これらのエネルギージェット
がどのように、銀河の間で蓄積される星や
ダストと相互に作用しているのか?
を研究するのに理想的なのです。
ちなみに、このインパクトのある美しい
写真は、ケンタウルス座Aの本当の角サイズ
を夜のオーストラリアの
Telescope Compact Arrayの写真の上に
重ねたものです。
美しいけど、目にみえちゃったら、
なんだか怖い気も...。
ところで、この背景の空にある白いポチポチ
何だかわかります?
ヒント:星じゃありません。
答えは、はるか遠くにある電波源なん
です。ケンタウルス座Aジェットみたいな
ジェットは宇宙のいたるところに存在して
いるんです。
そのため、最新の一番詳細まで記載されて
いるマップを制作するのに、数年かかり、
露光時間は何千時間もかかったそうです。
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美しい。ロマンですね。
目に見えない物を見ることができる。
宇宙は広大です。
地球はあまりにも小さい。
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