筋萎縮性側索硬化症の開発者、亡くなる3日前にモールス信号で修正したGNOMEのパッチを提出
筋萎縮性側索硬化症の開発者、亡くなる
3日前にモールス信号で修正したGNOMEの
パッチを提出
2011年04月12日 slashdot
詳細は、リンクを参照して下さい。
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筋萎縮性側索硬化症(ALS)を煩っていた
開発者が、亡くなるその3日前にgnomeの
ユーザビリティに関する9年越しのバグを
直し機能要望に対応するパッチを提出して
いたそうだ
(GNOME Bugzilla、本家/.記事、gihyo.jp)
ALSは身体の筋肉の萎縮と筋力の低下が
進行していく疾患。
バグを直したAdrian Hands氏はALSを
煩っており、キーボードでは入力できない
ためモールス信号を使ったキーボード
エミュレータを使用していたとのこと。
筋力はすでに非常に衰えており、
残った脚の力を使って入力できるように
入力装置に工夫を加えた上でバグを修正
したとのこと(Hands氏入力の様子)。
息子は父親との最後のメールのやりとり
でバグフィックスを提出した父親に
「父さんは世界一クールだ」と伝えており、
最後にこう伝えられたことを本当に嬉しく
思っているそうだ。
息子曰く、父親はフリーソフトウェアを
愛しており、自分も同じように愛している
とのことで、素晴らしいソフトウェアと
新たな素晴らしい思い出に感謝の意を
述べている。
追記@19:54,hylom:バグではなく
機能修正(Bugzillaに登録されている
該当の問題)とのこと。
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感動します。
感謝できること。素晴らしいです。
どんな状況にあろうとも、やりたいこと、
やるべき事をもち、目標をもって生きている人は
素晴らしい。
見習いたい。
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