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2011年4月 7日 (木)

北極のオゾン濃度が1年で半減

北極のオゾン濃度が1年で半減
2011.04.05 GIZMODE

詳細は、リンクを参照して下さい。

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110319ozone

南極じゃないですよ。

 左は去年3月19日、右は今年3月19日の
北極なのですが、明らかに昨年の方が
オゾンは濃い(赤)ですよね?

 これは衛星Auraに搭載されたNASAの
「オゾン・モニタリング・インスツルメント
(OMI)」(分光計で地球大気・地表に反射
する太陽光線の量を図る機器)で計測した
ものです。

 成層圏まで含めた各層のオゾン濃度が
わかる機器なんですけど、どうしたわけか
この1年でオゾン濃度、急激に減ってるよう
です。

 昨年元旦~3月23日と今年同時期の
オゾン層の変化を示すアニメーションも
貼っておきましょう。

 そういえば3月中旬にはドイツの
Alfred Wegener Instituteも、北極圏オゾン
計測基地30ヶ所から入るデータを基に
「冬の終わりにかけて北極のオゾン濃度が
半減した」と発表しましたよね。

 北極のオゾン濃度はその年によって
コロコロと変動が激しく、南極ほど
コンスタントにはオゾン「ホール」が形成
されないのがせめてもの救いですけど...。

 NASAゴダード宇宙飛行センターの
ポール・ニューマンさんは、オゾン破壊が
北極の紫外線放射密度上昇に繋がるか
どうかは「時間を置いてみないと
分からない...注意は必要だが、惨事に
繋がるようなものではないだろう」と
話しています。

 でも、なぜオゾン濃度が今年こんなに
減ったのか?
 その原因についてはまだ誰も説明が
ついていません。

 オゾン破壊性の化学物質は寿命が長い
ので、モントリオール議定書で規制は
されたのですが、塩素濃度が軽減される
までに長い時間がかかるし、大気中にも
クロロフルオロカーボン(CFC)はじめ
沢山の化学物質が残ってるんですね。

 で、成層圏がものすごく低温になると
オゾン破壊のプロセスが早まってしまうん
ですが、それがここ数週間起こってる現象
なのです。

 NASAのニューマンさんはこうも話して
いますよ。

 「去年は低成層圏の気温がとても高く、
オゾンレベルもとても高かった。
 今年はその正反対だ。
 問題は「今年はなぜこうも成層圏が
穏やかで低温なのか?」だが、これは
大きな問題の割には回答がない。
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直ぐにどうこうと言う話ではなさそう
ですが、気になりますね。

どうも問題が多くて困る。

観測を続けるしかないようです。

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