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2011年3月 1日 (火)

東北大学大学院医学系研究科 多発性硬化症治療学寄附講座ブログ更新情報

東北大学大学院医学系研究科 多発性硬化症
治療学寄附講座ブログに下記更新情報が
ありましたので、載せておきます。

1.マクドナルドの診断基準の改訂

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 新しい診断基準のポイントは、MRIの基準
がわかりやすくなったことです。
 診断の基本は、NMOなどの他疾患の除外と、
空間的な多発性と時間的な多発性の証明
です。

 空間的な多発性は、下記のいずれかを
満たせば証明されます。
1.異なる領域による2つの臨床症状
2.MRIにおいて、特徴的な領域
  (脳室周囲、皮質直下、テント下、脊髄)
  の2領域以上に1つ以上の無症候性のT2病変

 時間的な多発性は、下記のいずれかを
満たせば証明されます。
1.1ヶ月以上の間隔をおいた2つの
  臨床症状
2.発症時(初回)のMRIと比較して、
  再検したMRIで新たなT2病変の確認
3.発症時(初回)のMRIで2つ以上の
  T2病変があり、1つ以上の造影病変と
  1つ以上の非造影病変

 また、一次進行型MSは1年間慢性的に
進行する症状を示す症例で、下記3つの
うちの2つを満たせば診断できます。
1.脳に9個以上のT2病変または脳の
  4個以上のT2病変とVEP異常
2.2つ以上の脊髄病変
3.髄液オリゴクローナルバンド陽性か
  IgGインデックスの上昇

 2005年の診断基準に比べるとかなり
わかりやすく、実践的になったと思います。
 これに合わせて、特定疾患の認定基準の
見直しも進められています。(中島)
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Annals of Neurologyへのリンクもあります
ので原本を見たい人はどうぞ。

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