原発・北西40キロ飯館村土壌からヨウ素117万ベクレル、セシウム16万3000ベクレル 文科省
原発・北西40キロ飯館村土壌から
ヨウ素117万ベクレル、
セシウム16万3000ベクレル
文科省
2011.3.23 msn、産経ニュース
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
文部科学省は23日、福島県の東京電力
福島第1原発周辺で採取した土壌中の
放射性物質の調査で、北西約40キロの
飯館村内で土1キロ当たりヨウ素を
117万ベクレル、セシウムを
16万3千ベクレル検出したと発表した。
同省によると、放射性物質は、20日に
採取した土壌から検出された。
土壌の放射性物質の量には国の基準値が
なく「直ちに退避が必要なレベルではない。
しかし、長期的な影響については専門家
の考えを聴く必要がある」としている。
---------------------------------------
こういうことに対して政府はどうも鈍い。
>土壌の放射性物質の量には国の基準値が
>なく「直ちに退避が必要なレベルでは
>ない。
どうしてそう言えるのでしょうか?
のんびりしているのは基準がないからで
すか?
基準値を超えたとさわぐ人がいないから
ですか?
そもそも基準もないのはおかしい。
原子力発電所を沢山抱えている国、
しかも唯一の被爆国なのに?
土壌1キロ当たり
セシウム16万3千ベクレルという値は
京都大原子炉実験所の今中哲二助教
(原子力工学)によると、1平方メートル
当たりに換算して326万ベクレルになる
らしい。ものすごい値のように感じます。
チェルノブイリ原発事故では、
1平方メートルあたり55万ベクレルの
セシウムが検出された地域は「強制移住」
の対象となった。そうです。
チェルノブイリ原発事故以上の汚染が
発生しているということですよね。
チェルノブイリの約6倍の汚染ということ
になる。すごく大きな問題ではないの
でしょうか?
但し、汚染地域での長期の住民健康調査
では、成人では白血病などの発症率は
増えていないとのことです。
ということなので安全だと言っているので
しょうか?
飯館村方向は確かに汚染が広がりそうです。
「高い汚染が見つかった地域では、データ
をもとに住民と十分に話し合って対応を
考えて欲しい」
と今中哲二助教は話しておられるそうです。
同感です。汚染源は未だ収束していません。
収束までには、多分月単位の時間がかかる
でしょう。ということは汚染はさらに進むはず。
汚染土壌の入れ替えなど、大変なことに
なりそうな気がします。
そうならなければ良いのですが、
表面だけの汚染なのでそれほど大事には
ならない? 雨でしみこみませんか?
セシウムの半減期は30年です。
そんなに簡単に下がらない。
参考リンク
【放射能影響予測】SPEEDIの試算が
発表される
福島原発からでた、事故後からの累積
放射線量も、停止時にどれだけ燃料が
燃えていたかの発表もしていない。
この値によっておおよその汚染の規模が
わかるはず。
この値は、つかんでいるはず。
どの位大きな事故なのか?
どれだけ汚染が進むのか?
推定が出来ない。
隠しているのでしょうか?
と疑りたくなる。
| 固定リンク
「社会関連ニュース」カテゴリの記事
- 東北大学発ベンチャー「スピンセンシングファクトリー株式会社」設立~世界初の小型・軽量で超高感度な磁気センサーを開発、提供~高度医療診断からインフラの監視まで(2019.02.08)
- 自分で自分の首を絞める高齢者差別(2017.08.18)
- 獣医学部新設問題に思う 獣医師は足りているのか?(2017.08.15)
- 初期費用ゼロで省エネ冷蔵庫に買い替え~節約した毎月の電気代で、約7年で購入費を完済~(2017.02.24)
- オプジーボ 「高いのは日本だけ」(2016.10.07)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント