細胞での「人工心臓」に期待…生体外で心筋組織
細胞での「人工心臓」に期待
…生体外で心筋組織
2011年2月28日13時21分 読売新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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心臓の細胞をシート状にする技術を
用いて、血管が通った心筋組織を生体外で
作ることに、東京女子医大と早稲田大の
チームが成功した。
人工的な心臓作製につながる技術で、
数年以内には医薬品の効果や副作用を
調べる薬理試験への応用を目指す。
3月に東京で開かれる日本再生医療学会
で発表する。
心筋の細胞シートでは、ラットの背中に
貼り付け、毛細血管が通った心筋を再生
することに成功している。
一方、生体外でシートを作る技術では、
栄養を運ぶ血管を通すことができず、
心臓作製を阻んでいた。
東京女子医大の岡野光夫教授と清水達也
准教授らは、微少な流路をつくった
コラーゲンを土台にして、その上にシート
を載せた。
シートに血管の基になる細胞を加え、
流路に特定のたんぱく質を培養液として
流すことで、毛細血管が通った心筋組織を
作り出した。
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素晴らしいです。
細胞での「人工心臓」実現はずっと先の
話になるとは思いますが、
希望が出て来ますね。
関連投稿です。
「サウジ男性、足の筋肉細胞培養し
心臓機能回復」
東京女子医科大学の
先端生命医科学研究所で提唱しています。
「細胞シート工学」
期待したい。
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