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2011年3月 6日 (日)

特捜調べ録画―誰のための可視化か

特捜調べ録画―誰のための可視化か
2011年03月04日 朝日新聞社説より

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 特捜部の取り調べの様子を録音・録画する
際の指針がまとまった。
 今月18日から試行する。

 現場の反対や懸念を抑えての「可視化」の
決断だというが、検察が直面する危機を
どこまで正しく認識しているのか、首を
かしげざるを得ない。

 指針によると、逮捕・勾留した容疑者
について、検察官の判断で録音・録画する
場面を選ぶ。

 容疑者には自由に供述させ、最後に
取り調べ状況などに関して改めて発言する
機会を与える。

 たとえ都合が悪い主張があっても、
中断や編集はできない。
 捜査側も緊張を強いられ、全般を通じて
強引な調べは行えない――
と最高検は説明する。

 だが現実はどうだろう。

 厳しい追及の末、検察官にあらがうことが
できなくなったところで調書を作成された。

 そう訴える人が少なくない。

 最高検は「逮捕直後を含め、調べの節目
には積極的に記録を残すよう指導する」と
いうが、

 結局は検察官の裁量次第でいかようにも
なる。

参考人調べがまったく対象になっていない
のも解せない。
 とりわけ特捜事件では参考人の供述が
大きな意味をもつ。
 全員は無理だとしても、何らかの対応が
あってしかるべきだ。
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>検察官の判断で録音・録画する場面を
>選ぶ。
全く納得出来ません。

今まで発生させてきた、冤罪の防止に向けて
真摯に向き合った結果だとは到底思えない。

検察官の都合の良い場面のみ録画する。
そんな録画画面など到底信用出来ない。

都合の悪い場面など出すはずが無い。

今までもそうでしょう。
都合の悪い証拠は持っていても出さない。
すべての証拠を開示する義務もない。
これで正しい裁判ができるのか?
冤罪を防ぐことができるのか?

参考人調べもまったく対象になっていない
と言う。

これでは、まったく期待できない。

何故他国の良い面を見習い、新しい時代に
ふさわしいより良い答えを探ることを
しないのか?

理解に苦しむ。

>裁判の一方の当事者としてでなく、
>まさに「公益の代表者」の観点で
>考えなければならない。
>それができないのなら、検討の場を
>法制審議会などに早期に移し、
>国民の声も広く聞きながら制度を
>設計していくほかない。
これしかないと考えます。

>その際は、録音・録画のあり方に
>とどまらず、刑事司法全体をにらんだ
>幅広な論議が求められよう。
同感です。

下記投稿で改善すべき点については
既にあげました。見てください。


なぜ“証拠の全面開示”が必要か?
裁判員制度について
裁判員制度について(その2)
裁判員制度について(その3)

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