三次元構造のフィルムで充電時間を大幅に短縮
三次元構造のフィルムで充電時間を
大幅に短縮
2011年03月24日 slashdot
詳細は、リンクを参照して下さい。
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電気自動車の普及を阻害する要因として、
一回の充電にかかる時間の長さが挙げられる
が、米イリノイ大学がこの問題を解消し得る
技術を開発したそうだ
(gizmag の記事、本家 /. 記事より) 。
活物質をフィルム状にすることにより
充電と放電のスピードを格段に向上させる
ことが可能なことは従来から分かっていた
が、このようなフィルムは大量の電気を
蓄えることが難しかったとのこと。
今回開発された電池では三次元構造の
フィルムを実現することにより蓄電量を
大幅に増やすことに成功したそうだ。
リチウムイオン電池やニッケル水素電池、
その他どのような電池にも応用できる技術
だそうで、大容量化も可能という。
デモでは従来の充電池と比較して
10~100 倍の速さで充電できることが
示されているとのこと。
電気自動車においては、一回の充電に
おける走行距離が例え短かったとしても
短時間で充電できるのであれば利便性の
向上が期待できるとのことだ。
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10~100 倍の速さというのは凄いですね。
10時間だったのが1~0.1時間で充電完了。
素晴らしい。 6分で充電完了とは、
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